ピアノ教室・音楽療法「音楽室ゆう」

長野県北安曇郡池田町にある、小さな小さな街の個人音楽教室です。
ピアノのレッスンと音楽療法の2本を柱に、レッスンを受けられる方の状況にとことん沿った内容で行うことを大切にしています。
障碍や病気をお持ちの方の出張レッスンも、可能な限り対応しています。

どうぞよろしくお願いいたします。

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【ピアノ楽譜比較】併用曲集3冊を比べてみた 曲目は?見やすいのはどれ?

曲集
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ピアノのレッスンで、メインのテキスト以外に併用曲集を使うことがあります。

「バイエル程度」「ブルグミュラ-程度」といった具合に、進度によってシリーズ化されているものもあります。

ここ「音楽室ゆう」でも使っている生徒がいますが、その際、数冊購入してどれが良いのか検討してみました。

それぞれ特長があるので、ここでまとめてみようと思います。

使うことになった子の進度がブルグミュラーに入ってもよさそうかな、というくらいだったので、「バイエル終了程度」となっているものになります。

楽譜選びの参考になればと思います。

3冊の楽譜とは?

検討した3冊の楽譜は以下のものです。

 

『夢みるピアニスト こどものピアノ名曲集』とは

まずは『夢みるピアニスト こどものピアノ名曲集』です。

こちらは、ドレミ楽譜出版社から2014年に発行されている楽譜です。比較的新しいものですね。

編著者は田丸信明さん。ピアノ導入教材『ピアノ どりーむ』の著者ですね。

1巻から5巻まであります。

それぞれの難易度は次の様になっています。

  • 1巻・・・バイエル上巻
  • 2巻・・・バイエル下巻
  • 3巻・・・バイエル終了程度
  • 4巻・・・ブルグミュラー程度
  • 5巻・・・ソナチネ程度

 

オーソドックスな分け方になっていると思います。

『こどものためのピアノ発表会曲集 ちいさな手のピアニスト』とは

2冊目は『こどものためのピアノ発表会曲集 ちいさな手のピアニスト』です。

ヤマハミュージックメディアから2001年に出版されています。

全部で6巻。それぞれの難易度は次の様になっています。

  • 1巻・・・バイエル導入程度
  • 2巻・・・バイエル前半程度
  • 3巻・・・バイエル前半~中頃程度
  • 4巻・・・バイエル中頃~後半程度
  • 5巻・・・バイエル後半~ブルグミュラー程度
  • 6巻・・・ブルグミュラー程度

 

分け方が細かいですね。対象の生徒が「ブルグミュラーに入るころ」だったので、第5巻を購入しました。

「ブルグミュラー程度」まで含まれているというところでは、全体的な難易度でみると、3冊の中ではこちらが少し高いということになりますね。

なお、こちらの楽譜は『レッスン・発表会で使える ちいさな手のピアニスト』という名称で全5巻に再編集された改訂版が、2016年12月から2017年1月にかけて発行されています。収録曲が若干変わっています。詳しくは出版社のサイト「ヤマハミュージックメディア レッスン・発表会で使えるちいさな手のピアニスト」をどうぞ。

『きらきらピアノ こどものピアノ名曲集』とは

最後に『きらきらピアノ こどものピアノ名曲集』についてです。

こちらは、全音楽譜出版社から2011年に発行されています。編著者は轟千尋さん。作曲家・編曲家として、器楽曲をはじめ、ピアノ教育用の曲をたくさん書かれている方ですね。

1巻から5巻までの全5巻です。各巻の難易度は以下の通りです。

  • 1巻・・・バイエル初級~中級程度
  • 2巻・・・バイエル中級~上級程度
  • 3巻・・・バイエル終了程度
  • 4巻・・・ブルグミュラー程度
  • 5巻・・・ソナチネ程度

 

『夢みるピアニスト こどものためのピアノ名曲集』とほぼ同じ分け方ですね。

同じ「きらきらピアノ」シリーズとして、『こどものポピュラーメロディーズ』というポピュラー曲の曲集もあります。

 

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収録曲は?

それでは、肝心の収録曲を見ていきます。

一覧表にまとめました。

 夢みるピアニスト
こどものピアノ名曲集
ちいさな手のピアニストきらきらピアノ
こどものピアノ名曲集
アルプスのばら(ベール)メヌエット(J.ハイドン)すみれ(ストリーボッグ)
すみれ(ストリーボッグ)ギャロップ(L.ストリーボック)陽気な気分で(テュルク)
舞踏の時間に(リヒナー)ロンディーノ(J.N.フンメル)ワルツ(チャイコフスキー)
金の星(ストリーボッグ)フラメンコ(W.ギロック)ウィンナーワルツ(ギロック)
ギャロップ(ストリーボッグ)ペンギンはおしゃれをしてかいものに(三上直子)つむぎ歌(エルメンライヒ)
ティロリアンヌ(ルンメル)アレグロ(W.Aモーツァルト)道化師(カバレフスキー)
星明りのワルツ(プレイナルド)ゆかいな話(D.ショスタコービッチ)新しいお人形(チャイコフスキー)
新しいお人形(チャイコフスキー)ロンド・トッカータ(D.B.カバレフスキー)勇ましい騎士(シューマン
マリオネット(ローデ)風のとおり道【連弾】(久石譲)ロンディーノ・ギャロップ(ルンメル)
10舟歌(ハック)舞曲(作曲者不明)夕べの歌(グルリット)
11紡ぎ歌(エルメンライヒ)シチリアの踊り(R.A.シューマン)小舞曲(ハイドン)
12かっこう鳥の歌(ポップ)マズルカ(P.I.チャイコフスキー)春のおとずれ(グルリット)
13エリーゼのために(ベートーベン)バウムクーヘン(湯山昭)ロマンス(モーツァルト)
14ソナチネ(D.B.カバレフスキー)マリオネット(ローデ)
15アンダンティーノ(A.I.ハチャトゥリアン)リゴードン(ダカン)
16エリーゼのために(L.v.ベートーヴェン)美しきヴェルムランド(スウェーデンの曲)
17シャル・ウィ・ダンス?【連弾】(R.ロジャース)悲愴(ベートーヴェン)
18天国と地獄【連弾】(J.オッフェンバック)愛の夢 第3番(リスト)
19きいろい花と しろいちょう(轟千尋)
20セレナーデ(シューベルト)
21軍隊行進曲(シューベルト)

なお、かっこ内は作曲者ですが、表記は各楽譜に書かれている通りになっています。

曲数が多いのは?

収録曲の曲数は以下のようになっています。

  • 『夢みるピアニスト こどものピアノ名曲』・・13曲
  • 『ちいさな手のピアニスト』・・18曲
  • 『きらきらピアノ こどものピアノ名曲』・・21曲

 

3つの楽譜のうち、最も曲数が多いのは『きらきらピアノ こどものピアノ名曲』ですね。
21曲入っています。

収録曲の傾向は?

曲目のみを一覧表にしましたが、それぞれ傾向があります。

その特徴をザっとまとめると、以下のようになるかと思います。

  • 『夢みるピアニスト こどものピアノ名曲集』・・すべてピアノ独奏曲(たぶん)
  • 『ちいさな手のピアニスト』・・連弾曲3曲(映画音楽、器楽曲)
  • 『きらきらピアノ こどものピアノ名曲集』・・難易度の高い曲や歌曲などの簡単アレンジ曲あり

 

いろいろな曲を経験したい、ということなら『きらきらピアノ こどものピアノ名曲集』でしょうか。(連弾曲やポピュラー曲は入っていませんが)

曲目が重なっているものも

同じくらいの難易度の曲集なので、重なっている曲目もあります。

まとめると次の様になります。

  • すみれ・・・『夢みる~~』『きらきら~~』
  • ギャロップ・・・『夢みる~~』『ちいさな~~』
  • 新しいお人形・・・『夢みる~~』『きらきら~~』
  • 紡ぎ歌・・・『夢みる~~』『きらきら~~』
  • エリーゼのために・・・『夢みる~~』『ちいさな~~』

 

『ちいさな手のピアニスト』と『きらきらピアノ こどものピアノ名曲集』の2冊の中では、重なっている曲目はありません。

 

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楽譜の状況は?

楽譜の見やすさは重要だと思うので、3冊を比べてみます。

『夢みるピアニスト こどものピアノ名曲集』はこちら⇩

『ちいさな手のピアニスト』はこちら⇩

『きらきらピアノ こどものピアノ名曲集』はこちら⇩

3冊を並べたものがこちら⇩

左から、『きらきら~~』『ちいさな手~~』『夢みる~~』です。

違いが分かるでしょうか・・分かりにくいかな・・・

3冊とも基本的に1ページ5段になっていますが、音符の大きさが一番大きいのは『夢みる~~』ですね。

『ちいさな~~』は音符は小さめですが、その分余白は多くなっています。

『きらきら~~』は最も一般的な感じでしょうか。

それぞれの特徴を見極めて

今回比べてみた3冊は、おそらく最もよく使われているものではないかと思います。

ネットなどで探し回って見つけたわけではなく、普通に楽譜屋さんに置かれているものを購入したので。

(この中でも『きらきらピアノ』シリーズは人気のある曲集だと聞いたことがあります)

曲目が重なっていたりはしますが、それぞれ特長がありますね。

楽譜選びはとても迷うものですが、使ってもらおうと思っている生徒の状況や使う目的をはっきり持って、特長を見極めて選んでいかなければいけないですね。

なかなか難しいですが・・

ちなみに私がレッスンで使ったのは『夢みるピアニスト こどものピアノ名曲集』です。

決め手は、音符が大きいということですね。

 

楽譜ネットでもどうぞ。

出版元ドレミ楽譜出版社もどうぞ。

 

新版はこちら↓です。

楽譜ネットでもどうぞ。

出版元ヤマハミュージックメディアもどうぞ。

 

楽譜ネットでもどうぞ。

出版元全音楽譜出版社もどうぞ。

 

 

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