ピアノ教室・音楽療法「音楽室ゆう」

長野県北安曇郡池田町にある、小さな小さな街の個人音楽教室です。
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【初心者向け】おすすめのピアノ楽譜『クラシックメロディーの楽しみ(バスティン クラシックメロディー)』

おすすめ楽譜
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この『クラシックメロディーの楽しみ』は、バスティン・メソードの併用曲集の1冊です。

特に、初心者向けのレベル1と2を紹介します。

よく知られている有名なクラシック曲をアレンジしたもので、大人の初心者の方や大きくなってからピアノを始めた子どもたちにおすすめです。

この楽譜の特徴は?

この曲集は、オリジナルのピアノ曲ではなく、オーケストラ曲やオペラの曲、そしてピアノ曲などよく知られている曲をピアノ用にアレンジしたものです。

プリマー、レベル1,2,3,4の5冊に分かれていますが、今回は、レベル1と2を紹介します。

アレンジャーは、ジェームス・バスティンさん。

バスティン関連の楽譜の輸入・出版をしている東音企画のサイトでは、この楽譜を次のように紹介しています。

有名なオペラ、交響曲、ピアノ作品などを初心者向きに、特別に編曲した小曲集です。ごく初級のレベルでは、先生と連弾を楽しむための曲も多く含まれています。この曲集は、バスティン・ピアノライブラリーシリーズの内容とぴったり一致するように作られていますが、他のどんな初心者用メッソードと併用されても結構です。

結婚行進曲、ウィリアムテル序曲(プリマー)、喜びの歌(レベル1)、エリーゼのために(レベル2)、ウィーンの森の物語(レベル3)、シェヘラザード(レベル4)などの名曲を楽しむことができます。

引用元:Bastien 「クラシックメロディーの楽しみレベル1」より

 

おすすめポイントは3つ

私が考えるおすすめのポイントは3つです。

  1. よく知られている曲ばかり
  2. 簡単でも曲の特徴は抑えられている
  3. 曲数が多い

 

1つずつ見ていきます。

よく知られている曲ばかり

ひとつめは、やはりこの楽譜の企画趣旨である「有名な曲のアレンジ」という部分ですね。

知っている曲なので取り組みやすいということ。これは、初心者の方にとっては、結構重要なことですよね。

そして、有名クラシック曲を弾く、という満足感も得られやすいのではないかと思います。

初心者用の楽譜というと、まだまだ子ども向けのものが多く、そうしたものはやっぱり”子どもっぽい”。

クラシック曲であれば、たとえ簡単にアレンジされたものであっても、演奏する楽しみを得られやすいのではないかなと思います。

なので、大人になってピアノを始めた方や中学生くらいから始めた子どもにおすすめです。

簡単でも曲の特徴が抑えられている

初心者用の楽譜なので、とっても簡単です。

基本的に右手でメロディー、左手は伴奏です。左手の伴奏は1小節に2音から3音くらい(レベル2になるともう少し音が増え、リズムも難しくなりますが)。

それでも、曲の特徴はきっちり抑えられていると感じます。

有名な曲の有名なメロディーのみを取り出して、原曲の雰囲気を壊さないことに留意してアレンジされているのはないでしょうか。

もちろん移調はされています。レベル1,2を通して♯♭それぞれ一つまでしか出てきません。

曲数が多い

3つ目は、曲数が多いということです。

レベル1、2共に、それぞれ14曲。もう1段階下のプリマーは15曲入っています。

このくらいのレベルの曲が43曲というのは、とても多いのではないでしょうか。

曲数が多いということは、選択の幅が広がるということです。

どの曲を弾こうかといろいろ悩むというのは、楽しみなことの一つだと思います。

そうした意味からも、お勧めしたい曲集です。

 

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楽譜はこんな感じ

実際の楽譜の中身を紹介します。

楽譜の見やすさは?

レベル1は、5線の幅が広く、その分音符の玉も大きくなっています。

1ページの段数は4段です。1曲だけ5段のものがありますが。

↑レベル1の楽譜です。

レベル2は、1よりは5線の幅が狭くなります。そのため音符の玉も1よりは小さめ。

段数は基本的に4段。でも、5段のページは増え、6か所ありますね。

レベル2の楽譜です。1ページ5段のものですね。

1曲の長さは?

有名な曲のよく知られているメローディーのみを取り出して編曲されたものなので、長くはありません。

初心者向きですし。

レベル1は、14曲中6曲が見開き2ページ、あとは1ページです。半ページの曲も1曲ありますね。

レベル2は、14曲中7曲が見開き2ページ。収録曲の半分ですね。

曲目紹介

収録されている曲目を表にまとめます。

レベル1

朝(「ペールギュント組曲」より) グリーグ 1ページ(24小節)
歓びの歌(交響曲第9番「合唱」より) ベートーヴェン 1ページ(16小節)
交響曲第5番 チャイコフスキー 1ページ(32小節)
雷神行進曲 スーザ 1ページ(16小節)
ミュゼット バッハ 半ページ(8小節 リピートあり)
ラデツキーマーチ シュトラウス 2ページ(16小節)
サンタ・ルチア ナポリ民謡 1ページ(16小節)
オー・ソレ・ミオ カプア 1ページ(16小節)
公爵さまあなたのようなお方は(オペレッタ「こうもり」より) シュトラウスⅡ 2ページ(20小節)
交響曲第6番「田園」 ベートーヴェン 2ページ(32小節)
家路(交響曲「新世界」より) ドヴォルザーク  2ページ(26小節)
主よ、人の望みの喜びを(カンタータ第147より) バッハ  2ページ(24小節)
ダッタン人の踊り(オペラ「イーゴリ公」より) ボロディン  1ページ半(16小節)
悲壮 第2楽章 ベートーヴェン  1ページ(16小節)

以上14曲。

レベル2

軍隊行進曲 シューベルト 2ページ(44小節)
南国のばら シュトラウスⅡ 2ページ(32小節)
結婚行進曲(「真夏の世の夢」より) メンデルスゾーン 1ページ(24小節 D.C.al Fineあり)
子守歌 ブラームス 1ページ(16小節)
美しき青きドナウ シュトラウスⅡ 2ページ(33小節)
野ばらに寄す マクダウェル 1ページ(16小節)
ブーレー バッハ 1ページ(20小節 リピートあり)
楽しき農夫 シューマン 2ページ(40小節)
エリーゼのために ベートーヴェン 2ページ(30小節)
ホフマンの舟歌(オペラ「ホフマン物語」より) オッフェンバック 2ページ(32小節)
山の魔王の宮殿にて(「ペールギュント組曲」より) グリーグ 2ページ(24小節)
木ぐつの踊り(オペラ「ヘンゼルとグレーテル」より) フンパーディンク 1ページ(16小節)
ハレルヤ(オラトリオ「メサイア」より) ヘンデル 1ページ(20小節)
聖アントニーのコラール ハイドン 1ページ(20小節)

以上全14曲。

クラシック好きの方にはぜひ!

この「クラシックメロディーの楽しみ」、実は、大人の初心者の方へ何か曲集を、と考えて探している中で見つけたものです。

初心者向けとなると特に小さな子ども向けのものが多い。

童謡やアニメの曲のアレンジ。オリジナルのピアノ曲も、子どもの好きな遊びや動物をイメージした、かわいらしいイラスト満載の曲集だったり‥。

大人の方が弾くには・・子どもっぽい。

そこで、この方はクラシック音楽がお好きなので、ピアノ曲に限らないクラシック曲全般の中からの選曲でアレンジされたものを探す中、こちらに行きつきました。

特に気に入っている点は、曲数が多いこと。

他の曲集もいくつか見てみましたが、1冊の中ですぐに難しくなってしまうんです。つまり、弾ける曲が少ない。選ぶ余地がない。

このくらいのレベルで、これだけの曲数を収めたものは他にないのでは?いろいろと弾いて楽しめるのではないかと思います。

クラシック好きの大人の方にはぜひおすすめ!

そして、大きくなってからピアノを始め、一般的なテキストの曲ではなんだか子どもっぽいと感じている子にもおすすめです。実際、中学生になってから始めた子に使ってもらっています。

 

私が持っているのは英語版のレベル1と2。でも日本語版(プリマー、レベル1,2のみ)が出ているんですね。こちら↓は日本語版です。

 

収録曲の見本演奏はこちら↓から聴くことができます。出版元である東音企画のバスティン公式サイトです。(購入もできます。)

プリマー

レベル1

レベル2

 

 

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