天気に関する警報の時習い事へ行く?気象警報発令時のピアノ教室での対応 

教室運営

以前、朝方どんどん降り積もる雪を見て、自分が運営する教室の今日のレッスンをどうするべきか、とても悩んだことがあります。

警報が出ていたため、結局こちらからレッスンをお休みにする旨を、レッスンに来られる予定になっていたみなさんへご連絡しました。

そうした経験から、気象状況によるレッスンの取り扱いについて、はっきりさせておいた方がよいと考えました。

今回は、そのことについてまとめます。

また、警報や注意報とはどういうものなのか、についても調べてみました。

警報・注意報ってどういうもの?

警報や注意報というのは、どういうものか。まず、そこからまとめます。

気象庁のホームページには、以下のように記されています。

気象等の特別警報、警報、注意報などの防災気象情報

気象庁は、大雨や強風などによって発生する災害の防止・軽減のため、気象警報・注意報や早期注意情報(警報級の可能性)、気象情報などの防災気象情報を発表しています。

国土交通省気象庁 気象警報・注意報 より

「警報」や「注意報」などは、災害の防止や軽減のために出されているものだということですね。

大変な災害に結び付きそうだ!

となったら、数日前から「早期注意情報」を出し、状況を見ながら注意報⇒警報⇒特別警報と段階的に発表されるということです。

また、国や都道府県、市町村などと連携を取り、適切な防災行動につなげられるよう支援しているということも書かれています。

ホームページには、注意報・警報等の種類、5段階の警戒レベルなどについて、細かくまとめられています。

注意報・警報の発表には基準がある

実は、発表の基準は、地域によってとても細かく決められています。

各市町村ごとの基準があるんですね。

例えば、以下のように。

  • 大雨警報(土砂災害)・・・・土壌雨量指数基準「81」
  • 大雪警報・・・・降雪の深さとして「12時間降雪の深さ25㎝」

大雨警報の「土壌雨量指数基準」ってわかりにくいですが、要するに、”今”だけではなく、これまで降った分も含めて計算される、ということのようです。

参考気象庁:土壌雨量指数

注意報についても、同様に細かく基準が定められています。

地域によって地形などがずいぶん違うわけで、それぞれに合った基準が設けられる

って、考えてみれば当たり前。

でも、初めてしっかり認識しました。

こちら→気象庁|警報・注意報発表基準一覧表から各地域の基準が調べられます。

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警報や注意報はいつ出る?そして、いつ解除?

大雨警報が出たし、確かにすごい雨が降っていた。でも今は・・

ということ、ありますよね。

また、警報出てるけど雨降らない・・これから降るの?ということも。

いつ警報や注意報を出すのか。そして、いつ解除するのか。

これについては、このように記されています。

まず、警報・注意報の発表時期について。

気象警報・注意報及び早期注意情報(警報級の可能性)の発表

警報は、重大な災害が発生するような警報級の現象が概ね3~6時間先に予想されるときに発表することとしています。また、警報級の現象が概ね6時間以上先に予想されているときには、警報の発表に先立って、警報に切り替える可能性が高い注意報を発表することとしています。

(中略)

また、警報級の現象が5日先までに予想されているときには、その可能性を「早期注意情報(警報級の可能性)」として[高]、[中]の2段階で発表しています。

(後略)

国土交通省気象庁 気象警報・注意報 より

そして、警報・注意報の解除について。

気象庁のホームページの「気象警報・注意報」から、自分の住む地域をたどっていくと、現在出されている警報や注意報を確認することができます。

警報や注意報が出されている場合は、出されている警報等の種類と、警戒すべき時間が表にまとめられています。

それを見ると、だいたいいつごろまで警戒すべきかが分かります。

いつごろ解除されそうかを知りたいときには、ここを見るといいですね。

あくまでも「目安」ですが。

警報発令時のピアノ教室の対応

私の運営する教室では、警報発令時は基本的にレッスンはお休み、としています。

規約にもそのように記載し、みなさんへお知らせしています。

ただ、実際はレッスンを行うこともあります。

どうするのか相談して決める

警報が出されていることが分かったら、私の方からご連絡を入れます。

そして、レッスンに来られるかどうかご相談して決める、というようにしています。

明らかに大雨が降っていていかにも危険、という時には「大雨警報が出ているので本日のレッスンはお休みにします」ということでいいと思います。

でも、「警報が出ているけど雨ほとんど降っていない‥」ということも多い。

また、教室のご近所にお住いの場合が多い。

なので、「警報が出ていますがどうされますか?心配なようでしたらお休みください。」という形で連絡を入れるようにしています。

これまでの様子を見ると、来られる場合が多いですね。

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大雪の場合は・・

ここは場所柄、雨よりも雪の方が大変です。

大雪警報が出てしまったら、今降っているかどうかはあまり関係ない。

積もっているかどうか、の問題になります。

対応は同じですが、お休みされる方は増えますね。

そして、警報が解除されてもお休みされる家庭もあります。

日中でも氷点下の気温のことも多く、いったん積もるとなかなか解けません。

なので、スタッドレスタイヤにしていても運転が怖い。

高台にある教室へは、不安で行けない、ということです。

私の教室は山の中腹にあります。こんな⇩景色を望めます。

仕方ないな・・と思います。私も運転怖いです。でも、ちょっとさみしい・・・

こんなに雪が積もるのは、ひと冬2,3回でしょうか。

気象状況によるお休みは振り替えレッスン可

お休みになった場合の対応は振り替えレッスンです。

もともと理由を問わず振り替え可としているので。

扱いは、「指導者都合」ではなく「生徒側の都合」でのお休み、ということになりますが。

なので、「ムリはしないでください」と思います。

まとめ 外出はキケン!だから「警報」

気象状況による「警報」が出ているときの、私の教室での対応をまとめてみました。

警報や注意報、やっぱり甘く考えていてはいけないな、と思いました。

たとえ、教室の近所にお住まいで距離が近くても、起こるときは起こるのが事故です。

何か起こってからでは遅い!

近頃は、大きな災害に結び付いてしまうような天気が多いですよね。

私が子どものころ(40年ほど前)と比べても異常だな‥と感じます。

対応をきちんと決めておくことは、とても大切だと思っています。

(公開日:2017年1月20日 最終更新日:2023年1月24日)

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