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初級者向けピアノ楽譜『発表会ピアノ小品集ぷち あ・ら・かると』を弾いてみました

曲集

発表会ピアノ小品集『ぷち あ・ら・かると』から、6曲を選んで演奏してみました。

選曲は、私の個人的な好みです。

個性豊かな曲たちで、いろいろと迷いましたね。

ロマン派から現代までのピアノ小品が収められているこの曲集。

こんな感じの曲が入っているんだ‥と参考になればと思います。

関連記事『ぷち あ・ら・かると』の楽譜をこちらで詳しく紹介しています。

この曲集は、全34曲がだいたい難易度順になっています。全半17曲の中から3曲、後半17曲の中から3曲、計6曲を演奏しています。

『ぷち あ・ら・かると』前半からの3曲

まずは、前半17曲から3曲です。

メロディー(林光)

はじめにご紹介するのは「メロディー」です。2曲目にあります。

かわいらしくきれいなメロディーに惹かれます。

スラーが細かく書かれていて、決して横に流れるだけの単調なメロディーではないと感じます。

2曲目なのに2ページ半もあって、けっこう長い曲です。

夕べの歌(C.T.グリフィス)

次は「夕べの歌」。5曲目になりますね。

とっても簡単ですが、雰囲気のある曲だなと思います。

「夕刻を知らせる鐘がゴ~ンとなる村の風景」みたいなイメージがあります。

「お人形がおしゃべりするよ」(T.ラック)

3曲目は、「お人形がおしゃべりするよ」です。12曲目です。

かわいらしい曲ですね。

お人形というか、赤ちゃんがヨチヨチ歩きながら「パパ」「ママ」と言っている感じ。

実際、右手最初のスタッカート2つの音の楽譜部分に「Pa-pa」「Ma-man」と書かれていて、お人形=赤ちゃんのイメージなのかも。

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『ぷち あ・ら・かると』後半からの3曲

後半の17曲からも3曲選びました。

「ミスター・パンチ」(A.ローリー)

まずは、「ミスター・パンチ」。全体の19曲目にあります。

楽譜にも注釈がありますが、「ミスター・パンチ」というのは、イギリスで古くから上演されている操り人形劇の主人公、とのこと。

少し調べてみると、その人形劇1662年に上演された記録があるそうで、350年以上も昔からある古典的なもののようですね。

内容は、ドタバタ喜劇。主人公パンチのルーツは道化師なんだそう。

もちろん人形劇は観たことなく、イメージだけで弾いています。

「サクランボの唄」(T.チェッケリーニ)

次は「サクランボの唄」。全体の23曲目にあります。

とても楽しい雰囲気の曲です。

たくさん実ったサクランボを喜んでいるような・・

はたまた、サクランボたちが踊りうたっているような・・

そんなイメージでしょうか?

表示はAndantino。ちょっと速いかな?

「小さな水夫のうた」(S.プレ)

最後は「小さな水夫のうた」です。全体の28曲目にあります。

短い曲ですが、私とても好きなんです。

楽譜に、「少年と海との対話」といった感じのごく短い詩が書かれていて、そこからイメージして弾いてみました。

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まとめ いろんな雰囲気の曲を楽しめます

いかがでしょう。少しこの曲集の雰囲気が伝わったでしょうか。

ロマン派から現代の曲ということで、すべてに題名がついていて、イメージが膨らませやすい曲ばかり。

穏やかなもの、ゆったりしたもの、楽しげなもの、元気なもの・・いろいろな曲が入っています。

いろいろ弾いてみて、お気に入りの1曲が見つかると楽しいですね

(公開日:2018年4月20日 最終更新日:2024年1月19日)

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