以前ご紹介した『きらきらピアノこどものポピュラーメロディーズ』の2巻。
今回は、その楽譜の中から8曲を選んで弾いてみました。
24曲掲載されているこの曲集ですが、偏りのないよう全体に散らばるように選びました。
どんな編曲になっているか、参考になればと思います。
関連記事→楽譜の紹介記事はこちらです。
「ドレミの歌」
まずは「ドレミの歌」。誰もが知っている曲ですね。
曲集の1番初めの曲です。
ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の中の1曲ですね。
日本語の歌詞「ドはドーナッツのド~ レはレモンのレ~ ミはみんなの・・・」の1番部分のみです。
原曲はもう少し長いですね。
⇓原曲も貼っちゃいましょう!
「おめでとうクリスマス」
2曲目は、「おめでとうクリスマス」。
24曲中、4番目に掲載されています。
こちらも、よく知られているクリスマスソングですね。
スタッカートがたくさんで、楽しげな雰囲気になっていると思います。
ここのメロディーは下がるはず、と思いきや上がるアレンジになっていて、ハッとさせられます。
オオカミなんかこわくない
3曲目は、「オオカミなんかこわくない」です。
ディズニーアニメ「三匹の子ぶた」の1曲ですね。
曲集では、7曲目になります。
「三匹の子ぶた」のお話は知っていても、子どもたちってこの曲知ってるのかな・・?
⇓原曲はこちら。
赤とんぼ
次は、「赤とんぼ」です。こちらは有名な唱歌ですね。
曲集の11曲目になります。
途中でクロスハンドになるのが特徴ですね。
このクロスハンド、まだ左手でメロディーを弾くのは難しいだろう、という判断だと思います。
「赤とんぼ」の前の曲「ハッピー・バースディ・トゥ・ユー」も、途中がこのようになっています。
ちなみに、次の次の曲「赤いやねの家」には、左手メロディーの部分があります。
ラ・ラ・ルー
次は「ラ・ラ・ルー」です。
ディズニーアニメ「わんわん物語」の中の1曲ですね。
曲集の14曲目です。
楽譜にペダルの支持があるので、踏んで弾いています。
なんともやさしい雰囲気のこの曲・・。子守歌ですね。
でも、子どもたち「わんわん物語」って知っているのかな?
⇓原曲も貼っちゃいます。日本語版です。
私のお気に入り
次は、「私のお気に入り」。
また登場!ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の中の1曲です。
曲集の16曲目になります。
右も左もよく動き、しかも「Allegro animato(速く生き生きと)」だいぶ難しくなってきました。
この曲、小節数でいえば57小節で、24曲中1番長いですね。
「サウンド・オブ・ミュージック」の曲といえば、上に挙げた「ドレミの歌」と後は「エーデルワイス」が有名ですが、この曲、子どもたち知っているかな?
⇓原曲はこちらです。
故郷
次は「故郷」。
唱歌といえばこれ、というくらい、とってもよく知られている曲ですね。
私の住む地域では、夕方5時になるとこの曲が流れます。
曲集24曲中の21曲目です。終わりに近づいてきました。
ゆったり、しっとりとしたこの曲の雰囲気はそのままに、リピート前の響きが緊張感を与えていますね。
この曲集には唱歌が4曲あります。
先に挙げた「赤とんぼ」とこの「故郷」。そして、この曲の前が「さくらさくら」、この次の曲が「春の小川」です。
ワルツィング・キャット
最後は「ワルツィング・キャット」。
曲集としても1番最後、24曲目です。
弦楽器で表現される、「ミャ~オ」という猫の鳴き声が特徴の曲ですね。
かわいい猫ちゃんの雰囲気にぴったりのこの曲。
「ミャ~オ」は、ピアノではなかなか難しい・・
これまた、この曲子どもたちは知っているかな・・
⇓原曲はこちらです。もう少し長いですね。最後に犬が吠えます!
『こどものポピュラーメロディーズ』おとなの人にもお勧めしたい!
『きらきらピアノこどものポピュラーメロディーズ』2巻の中から、8曲を選んで演奏してみました。
しつこく書いてしまったけれど、子どもは知っているのかな?という曲も結構あるなという印象です。
どれも名曲、ということは間違いなく、子どもにも是非!と思う曲ばかりですけど。
そういうところでは、この曲集、大人の方にもお勧めしたいですね。
きっと楽しめるのではないかと思います。
アレンジはステキです!
曲の雰囲気を壊さず、でも、オッ!と思うところがあって、さすが、轟千尋さんですよね。
タイトルには「こども」とありますが、それにとらわれず、子どもも大人もみんなで楽しめる曲集になっていると思います。
(公開日:2020年5月27日 最終更新日:2024年7月23日)
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