ピアノ教室・音楽療法「音楽室ゆう」のご案内

忙しい中学生活でもピアノは続けたい!両立のために大切にしていること

中学生のレッスン
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ここ「音楽室ゆう」は、現在(2018年6月)半数が中学生以上です。

生活環境が大きく変わる中学ですが、レッスンをお休みすることなく続けています。

これまでを振り返ってみると、小学生時代と何ら変わらず続けた子もいれば、中にはレッスン内容を大幅に見直した子も。

レッスン内容を見直した子の例を紹介しつつ、両立のために大切にしていることをまとめます。

「ピアノはやめない!」という強い意志 でも現実は・・・

「音楽室ゆう」はこれまで、中学入学を機にレッスンをやめたという子はいません。

中学入学はレッスンを続けるうえで大きな壁になっている現実を考えると、とてもうれしいことです。

そこには子どもたちの「ピアノはやめない!」という強い意志があります。

そうはいっても、中学校は小学校とは生活環境が大きく変わります。

  • 部活がある
  • 勉強が難しくなる

この二つが、よく言われることだと思います。

部活は必ずしも入らなければいけないものではありませんが、ほとんどの子が入るという現実があります。

それに、入りたいんですよね。

いろいろなことに興味を持ち、挑戦したいという気持ちが強くなる時期でもあります。

部活に入ってこそ「中学生」というイメージも強いのではないでしょうか。

部活は課外活動です。主に放課後に行われます。よって、帰宅時間が大幅に遅くなります。

すると、ピアノの練習なんてできない→ピアノは続けられない・・・となるわけです。

もう一つの「勉強」。これも大きな要素です。

授業時間が増え、授業内容も高度になり、定期的にテストが行われ・・・そして高校受験が待っています。

家で勉強しないといけないからピアノの練習なんてできない→ピアノは続けられない・・・になります。

両立は難しい、と考えるのは普通のことだと思います。

ここで、本人が「そうだね。ピアノは無理だね。」となるのなら、それはそれでいいのではないかと思います。

でも、「ピアノはやめない!」と本人が言っている。

こういう場合、「ピアノを続けるためにどうするのか、一緒に考えよう」ということになります。

レッスン内容を大幅に見直し「練習はしなくていい」としたケース

以前、まさに「ピアノはもう無理だと思うんですが、本人がやめたくないと言っていて。どうすればいいのか・・」とご相談をいただいたことがあります。

中学に上がっても、これまで通りレッスンに通ってきていたこの子。

でも実際に中学生活に入ってみると、実は部活がとても忙しく、なおかつ勉強も大変で・・・。

保護者の方からすれば、大きな問題です。ピアノなんかやってる場合じゃない、と思われるのは当然です。

でも、本人は「やめない」という。

そこで、「毎週30分のレッスンを月2回1時間に」という提案をしました。

そして、「宿題は出さないので練習はしなくていい」ということも。

正確にいうと、「やるべきことの優先順位をしっかりつけて、ピアノが上位に挙がってくるのだったら練習して」ということです。

お家で練習しない分、レッスンの中で練習をします。なので、1時間のレッスンを提案しました。

こういうお話をするしばらく前に、テキストはやめて自分の好きな曲に取り組む、というスタイルに変更していました。

あまりテキストの曲を好んでいないように感じられ、ただ弾いているだけといった様子だったためです。

これは、お家の方も感じていたようで、賛成していただきました。

こうした経過もあり、レッスンは1回1時間、曲は自分の弾きたいと思うものを選び、レッスン中に練習をしてお家ではしない、という方法に変更しました。

集中することで曲への取り組み方が深まり良い気分転換にもなっている

こうした形に変えて、この子にとってはとても良かったのではないかと感じています。

  • レッスン時間内に集中して練習することで、ある程度弾けるようになって帰ることができる
  • 曲への取り組みが深くなり、これまでより曲の完成度が高くなっている
  • 月2回のレッスンで1時間じっくりピアノに向かえることで、良い気分転換になっている

3つ目は、様子を見ていて私が感じていることですが、上の2つは明らかにこのようになっています。

結果的にとてもこの子に合ったレッスンスタイルになった、と思っていますが、これを引きかえになくしたものもあります。

それは、「上達速度」です。

お家で練習をしない分、前回できたことを一からやりなおしということも多く、上達速度は大幅に落ちました。

1曲を仕上げるのにも半年ほどかかり、取り組む曲数もとても減っています。

それでも、そうした負の部分を差し引いても、この子にとっては良かったと思っています。

自分の好きな曲にじっくり時間をかけて取り組むことで、曲の捉え方がとても深まり、とても心のこもった演奏をするようになりました。

この子の曲への思い入れはハンパない!

こんなに深くまで曲を理解し表現しようとするんだな、と教えられることも多くあります。

技術をどんどん挙げて有名どころの曲をバンバン弾きこなすことよりも、自分のとっておきの曲を丁寧に弾く。

この事の方が音楽をするうえで大事だと思います。

中学生は中学生なりのレッスン方法が

中学に上がっても、小学校時代と何ら変わらずレッスンを続けている子もいます。

何の問題もなければそれでいいと思います。

でも小学校時代と大きく変わって大変なのは事実。

そのことを踏まえて、柔軟に対応していくことが必要だと考えています。

中学になると、ある程度ピアノをどうしていきたいのかという自分の考えも出てくるのではないかと思います。

そのことも尊重し、一緒に考えていきたいと思っています。

でも、その大前提として、本人が「ピアノはやめない」という強い意志を持っていること。

「それなら、その思いをかなえるために一緒に考えよう」というのが、私の立場です。

 

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