ピアノ教室・音楽療法「音楽室ゆう」

長野県北安曇郡池田町にある、小さな小さな街の個人音楽教室です。
ピアノのレッスンと音楽療法の2本を柱に、レッスンを受けられる方の状況にとことん沿った内容で行うことを大切にしています。
障碍や病気をお持ちの方の出張レッスンも、可能な限り対応しています。

どうぞよろしくお願いいたします。

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部分練習の方法 間違える原因を認識して考えながら弾く

ピアノの練習について
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スラスラと弾けるようになってきても、なかなか弾けない苦手な所があったりします。

部分練習が必要になりますが、そんな時、とっても細かく区切って、そこだけを何度も弾くようにしています。

どこが弾けないのかはっきりさせて

いつも決まって止まってしまう、間違えてしまう。

そんな時は、そこだけを取り出して部分練習をします。

でも、子どもたちを見ていると、いったい自分はどこが弾けないのか、よく分かっていないように思うことがあります。

ここら辺ということは分かっていても、”ここら辺”のどこなのか。この音なのか、その音なのか・・・

なんで間違えるのか。指使いがマズイのか、音が飛んでいるから外してしまうのか・・・

新しい曲に入ったばかりで、スラスラとはいかない状態だと、特に訳が分からなくなっています。

弾けないところだらけなので。

 

先日のレッスンで・・・

この曲のテーマとなる、始めの8小節を練習中。

まだまだ曲に慣れていない状態で、つっかえつっかえ弾いています。

それでも、初めて弾いているわけではないので、間違えやすい部分が決まってきていました。

でも、本人は弾くのに必死でそんなことまで気が回っていない。

そこで、どこを間違えているのか、私からはっきりと伝えました。

「3小節目から4小節目に移るところの、左の音を間違えちゃうね。

これは、音が飛んでるからだよね。だって、1と2の指でシとドの和音を弾いていて、すぐに低いソを弾かないといけないもんね。」

といった具合。

「ここの部分がこうなっているから間違えてしまう」ということを、明確に認識してもらう必要があると考えています。

本人がしっかり分かっていないと、部分練習をしてもあまり意味がないんじゃないかと。

何をするべきかを意識しながら、弾けないところだけを弾く

弾けていない部分をはっきりさせたら、そこだけを弾いてもらうようにしています。

その時、何をするべきかをしっかり認識しながら弾くことが大事だと思っています。

上に挙げた子の場合は・・・

シドから下のソへ移るのが難しい。5の指で確実にソをとらえる必要があります。

手をしっかり開いてソへ移る、その手を開く感覚を感じながら弾くことが大切です。

どの程度開けばいいのか、いつ開けばいいのか。シドの和音もフニャフニャな音になってはいけません。

弾くのは、シドの和音と次のソの音の二つのみです。感じ、考えながら弾きます。

少し慣れてきたら、弾く範囲を広げますが、広げるのは前の2,3小節で、外しがちなソの音までで止めます。

これを何度も弾きます。できるだけ両手で。あくまでも曲を弾いているんだから。

流れで弾いてしまいがちな子どもたち

1カ所間違えると、何小節も戻って(中には始めから)弾きなおす。

子どもたちはそうしがちだなという印象があります。

今間違えたところに行きつくまでに、別のところで間違えてしまって、また戻ってやり直したり。

特に、新しい曲に入ったばかりのころにそうする傾向があります。

まだ、曲が自分の中にしっかり定着していないからでしょうか。

でもこれは、手癖で弾くことにつながります。曲の流れを手に覚えさせる。何にも考えずに。

曲が複雑になってくると、対応できなくなる恐れがありますよね。

自分の苦手な手の動きを、しっかり意識して弾くことは、上達への近道でもあります。

しっかり意識して弾くために、これ以上分けられないところまで細かくして、そこのみ弾くということをしてもらっています。

 

 

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