ピアノレッスンで合唱⁉合唱大好きな生徒たちへ合唱曲を使いたい

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子どもって歌をうたうのが好きですよね。小さな子は、まず歌から音楽に触れますし。

小学校に上がると合唱をしますが、合唱、大好きですよね!!

 

うちの教室に来ている子だけか?

レッスンに来ている子どもたちが、あまりに「合唱!」「合唱!!」というので、買ってしまいました合唱曲集。

でも、レッスンでどう使おうか・・

合唱大好きな子どもたち

ピアノのレッスンで「合唱」というと、学校で合唱するときの伴奏者になった子の伴奏部分のレッスン、ということが多いと思います。

私の教室でもそういう子がいて、これまで何度かレッスンをしたことがありました。

でも、伴奏者じゃないけど合唱の曲を弾きたい。または、歌いたい、という子もいるんです。

レッスンのたびに学校で使っている合唱の楽譜を持ってきたり。その場で歌ってくれたり。

そういう子が一人じゃないんですよね。

(もちろん、そういうことを一切言わない子もいます。でも、そもそもテキスト以外の曲をやりたいということを言わないので、合唱が嫌いというわけではないと思う。)

で、どうも「伴奏者じゃないけど合唱曲を弾きたい」という子は、ここがピアノ教室だから「弾く」という発想になるだけで、本当は歌いたいんじゃないかという気もするんです。

みんな合唱好きなのね~~それなら・・

ということで、買ってしまいました『合唱曲集』。

私が購入した『合唱曲集』は?

私が買ったのは、『クラス合唱曲集 レッツ・コーラス!』(音楽之友社)というものです。

学校で使っているものを見せてくれたのがこれだったので。

この曲集、全部で56曲入っているんです。すべて伴奏譜付き。

それでお値段770円+税、って安くないですか!!

一応、中学、高校生向けのようですね。

出版社のページにもそのようにありますし、目次を見ると、「おもに1年生向き」~「3年生・・」に分けられています。

クラスと名前を書く欄がありますが、3年生までしか枠がないしね。

でも、小学生の子に聞いてみると何曲か知っている曲があり、小学校高学年くらいから使われているようです。

確かに低学年の子が歌うには、歌詞の内容からしてちょっと難しいかも・・。

掲載曲目はこちらから見ることができます。

合唱曲 ピアノのレッスンでどう使う?

買ったはいいけれど、レッスンでどう使おうか・・まだ思案中です。

今のところ考えているのは、このくらいです。

  • 普段のレッスンの中で実際に歌う
  • 発表会やグループレッスンで歌う

普段のレッスンで歌う

歌うことがとにかく好きで、歌いたいのなら、レッスンの中で歌ってしまってもいいのかなと思います。

もちろん歌い方を教えることはできないので、歌うだけ、にはなりますが・・。

でも、好きな歌を思いっきり歌うことは気持ちの発散になるだろうし、レッスンの張り合いにもなるように思います。

それに、歌うことはピアノを演奏するうえでも重要ですよね。

音感を養うことにもなりますし、メロディーを「うたう」ということはピアノでもすることです。

年齢が高くなってくると、歌うことって恥ずかしくなるんですよね。

ましてやレッスンで自分ひとりで歌うとなると・・。

レッスンで歌ってもらうことが時々ありますが(レッスンしている曲のメロディーや聴音した曲など)、必ず私もいっしょに歌います。

じゃないとしっかりした声で歌えない子もいるので。

でも、学校で歌っている曲なら歌いやすいのではないかと思うし、合唱の伴奏って派手だから、しっかり声を出してもあまり目立たないとも思うし。

一人で歌うのが恥ずかしくなってきたときには、いいかもしれないと思います。

発表会などで歌う

もう一つは、発表会やグループレッスンなどで、みんなで歌うということです。

この場合、みんなが知っている曲じゃないとダメですが。

最後に気持ちよ~く歌ってシャンシャンと終わる、というのもいいかもしれません。

学校で伴奏をした子に弾いてもらって、みんなで歌うとか・・

いいかもしれません!

難点は・・いつでも伴奏できるようにしておくこと

一つ難点があるとすれば、それは、私自身がいつでも伴奏できるようにしておくことですね。

歌いたいといわれた時に弾けるように、日ごろから練習が必要です。

合唱の伴奏って結構難しい。初見でちゃっちゃと弾けるというレベルではないです。

学校で歌っている曲をリサーチしておいて、秘かに練習しておかなくてはいけません。

別に秘かにしなくてもいいかもしれませんが。

そういうこともあるので、合唱曲集を買うなら伴奏譜つきじゃないと、と思っていて、今回購入したものはそういう意味でも買って正解だったと思います。

追記 合唱曲集購入から1年以上 使ってます!

合唱曲集購入から1年以上たちますが、実際に使っています。

多いのは、やっぱり歌うこと。

合唱が好きだという子に

これ買っちゃったよ!

とこの曲集を見せると・・パラパラと中身を見て

これ知ってる!アッ!この曲好き~

などの反応が返ってきます。

なので、歌いたいものを選んでもらって、歌っています。

私は、メロディーを弾いています。伴奏の初見はちょっと無理なので。

それで十分楽しい、満足なようです。

毎回歌ってからレッスンに入る、という子もいますね。

あとは、まだ導入期の子でも「メロディーだけでも弾いてみたい」という場合もあり、メロディー部分だけを書き出して弾いてもらったり。

知っている曲のメロディーを、初見演奏代わりに弾いてもらうことも。

学校では「歌う」わけなので、弾くとなるとちょっと感覚が変わるようですね。

また、この曲集の中の曲の伴奏を引き受けてきて、それをレッスンをすることになった場合は、手元に伴奏譜があるわけなので、大いに役立っていますね。

学校で使用している楽譜と若干違うこともありますが・・。

とにかく、全く無駄にはなっていません。大いに使っています。

ピアノレッスンで合唱 うまく取り入れていきたい

ここはピアノ教室ですが、何も「ピアノだけがすばらしい!」というわけではない、と日ごろから思っています。

私はたまたまピアノが弾ける、ピアノが好きだから教えているだけ。

音楽そのものが大事なのであって、ピアノだけが大事なわけではない。

というところでは、歌うことが好きなら大いに取り入れたいと思います。

 

でも、歌の教室ではないので、歌い方を教えることはできません。

音楽っていいよね、という気持ちと、ピアノを弾くことと関係ないわけではないんだよ、ということを感じてほしい。

なぜ子どもたちは歌うことが好きなのか。

そのことを考えながら、うまくレッスンに取り入れていきたいと思います。

(公開日:2018年3月20日 最終更新日:2022年12月23日)

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