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バイエルの次は『ブルグミュラー併用ピアノ曲集』レッスンも発表会もこれ1冊!

曲集

バイエルが終わったら、次は何をやるの?

こんな疑問を持つ人も多いかもしれません。

一般的には、次に使うテキストは「ブルグミュラー25の練習曲」ですね。

でも、ブルグミュラーではなくこちらを使ってもいいのでは?

と思っているのが、今回紹介する『ブルグミュラー併用ピアノ曲集』です。

曲数が多く、「ブルグミュラー終了程度」の難易度の曲まで入っています。

また、4期それぞれの曲が載せられています。

選択肢が多いので長く使え、発表会の選曲にも重宝するのではないでしょうか。

定番曲も多いので、安心して使える1冊ではないかと思います。

\こんな人におすすめ! /
  • ブルグミュラーレベルの併用曲集を探している人
  • 4期それぞれの時代の曲が含まれている曲集を探している人
  • レッスンでも発表会でも使える曲集を探している人

詳しくまとめてみましたので、楽譜選びの参考になればと思います。

『ブルグミュラー併用ピアノ曲集』の特長

小・中学生のための ブルグミュラー併用ピアノ曲集

まずは、楽譜そのものの紹介から。

『ブルグミュラー併用ピアノ曲集』は、2014年11月ドレミ楽譜出版社から出版されています(おそらく改訂版)。

編著書は橋本晃一さん。

ピアノ導入教材『ピアノひけるよ!』シリーズや、大人向けピアノ導入教材『おとなのためのピアノ教本』など、多くのピアノテキストや曲集の著者ですね。

関連記事『ピアノひけるよ!ジュニア』をこちらの記事で詳しく紹介しています。

関連記事『おとなのためのピアノ教本1』をこちらの記事で詳しく紹介しています。

対象は小・中学生

副題に「小・中学生のための」とあり、「はじめに」や目次、曲目解説など、すべてふり仮名がつけられています。

自分で読み、自分で調べられるように、ということですね。

「このくらいの曲を弾くまでになったら、主体的にピアノへ取り組みましょう」というメッセージのように感じます。

子どもが使うことを想定して作られてはいますが、もちろん、大人が使ったっていいですよね!

”4期”が意識されている全57曲

収録曲数は57曲。多いですね。

この『ブルグミュラー併用ピアノ曲集』は、こちら⇩の記事でも紹介している楽譜です。

関連記事4期のピアノ曲を1冊にまとめた曲集を紹介。

つまり、バロック、古典派、ロマン派、近現代の4期の曲が含まれているわけです。

曲の偏りも少ないということですね。

ちょっと気になるのは、近現代(楽譜では「近代」となっています)が3曲しかないということ。

これは、少ないな、とは思います。

ブルグミュラーの中の難易度順に分けられている

全57曲は、難易度順に5段階に分けられています。

分け方は以下の通りです。

  • GRADE A ブルグミュラー1~5番程度・・12曲
  • GRADE B ブルグミュラー6~11番程度・・11曲
  • GRADE C ブルグミュラー12~18番程度・・11曲
  • GRADE D ブルグミュラー19~25番程度・・11曲
  • GRADE E ブルグミュラー終了程度・・12曲

それぞれの中に4期の曲が入っています。

・・と言いたいところですが、先にも書いた通り「近代」は3曲しか入っていません。

また、3曲とも「GRADE E ブルグミュラー終了程度」になっています。

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『ブルグミュラー併用ピアノ曲集』掲載曲の紹介

それでは、掲載曲を紹介します。そこが肝心なところですね。

曲数が多いですが、がんばって表にまとめます!

いかがでしょう。

発表会の定番曲というような有名曲も、多く収録されているのではないでしょうか。

『ブルグミュラー併用ピアノ曲集』楽譜の状況

楽譜の状況についても紹介します。

五線の幅は8㎜。標準的な大きさかなと思います。

基本的には1ページ5段ですが、6段になっているページも多いです。

曲の長さや音符の状況による、ということですね。

音符の大きさはちょっと大きめ?

紙の色味が真っ白なので、音符の黒がはっきりして見やすいということかもしれません。

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『ブルグミュラー併用ピアノ曲集』まとめ しばらくこれ1冊で大丈夫

『ブルグミュラー併用ピアノ曲集』の特長をまとめると、

  • 57曲という曲数
  • ブルグミュラーに入りたてから終了程度まで、という難易度の広さ
  • 様々な時代の曲が収録されている(近現代は3曲だけだけど)

この3つになるかなと思います。

ということから考えて、比較的長く使える曲集ではないでしょうか。

全曲はやらないまでも、前の方からまんべんなく進めていけば、いろいろな曲を経験しつつ弾く力がついていくのではないかと思います。

実は自分の教室のレッスンでは、ブルグミュラーを使う、こちらだけを使う、と要望に合わせて使い分けています。

いろいろな時代の曲に触れられる、ということを重視して、こちらの楽譜集をメインに進めることもあります。

また、様々な曲が入っているということで、発表会の曲の選曲も他の楽譜を買う必要なくこの中から選べる、ということもありますね。

レッスンも発表会もこれ1冊。

しばらくこれのみで進め、これを終えたら1ランク上がることができる。

そんな曲集ではないかと思います。

(公開日:2018年8月31日 最終更新日:2024年7月5日)

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