楽譜に書かれたものを
演奏しようと思ったら、
楽譜を読めなければいけません。
でも、
初心者、そして、独学で
勉強しようと思ったら、
なかなか大変です。
そのため、
知っている曲を
耳に頼って弾いていくうち、
弾くことはできるようになったけれど
楽譜が読めない
という、
アンバランスな状況
に陥りやすいものです。
そこで今回、
楽譜を読むための基礎の基礎、
「音符をスラスラと読めるようになる」
ことを目指して、
その学習手順をまとめました。
この順に沿って進めていけば、
効率よく
音符を読む力をつけることができます。
- 楽器の練習を始めたばかり。楽譜の読み方をイチから学びたい。
- 楽譜上の音符の読み方を教える順序を知りたい(新米ピアノ教師など)
- 読めないわけではないけれど、スラスラと読むことができない。
- 楽譜を見ながら同時に弾いていけるようになりたい。
- 耳コピと楽譜を読むことの両方できるようになりたい。
結構弾けるのに、どうも楽譜がスムーズに読めないな~
こんな風に感じる人に、
これまで何人も出会っています。
また、弾けてしまうので、
「読めるようになりたい」
と強く考えていない人が多い。
そんな印象です。
耳に頼って弾いている限り、
読めるようにはなりません。
自然に読めるようにはならないんです。
そして、
楽譜があるにもかかわらず
耳を頼りに練習するのは、
とても効率が悪い!
楽譜のある曲を弾くのなら、
楽譜を読めた方が
絶対にいい!
「読めるようになりたい!」
と思うのなら、
読む練習が必要です。
楽譜を読むためにはまず音符。
音符をスラスラと読めるようにし、
曲の練習を効率よく進め
表現する楽しさに
どっぷりつかれる時間を
たくさん確保できるようにしましょう!
内容紹介
内容を知るには
まず「目次」ということで、
目次の大項目のみを紹介します。
- 「楽譜を読む」とはどういうことか(音譜を読める≠楽譜を読める)
- 音符をスラスラ読めるようになるための4つの手順
- ①音符を読むための大前提として必要なことを覚える
- ②基本的な楽譜の仕組みと音符との関係
- ③音符を読む学習にふさわしい楽譜を選ぶ
- ④音符をスラスラ読むための読み方のコツ
- まとめ
- 音符を読むワーク(動画)
「音符をスラスラと読めるようになる」
という目的だけで、
7000文字以上です。
練習の流れは?
練習する順序は、次のようになっています。
- 「ドレミファソラシド」の順番をしっかりと覚える
- 五線に書かれた音符の位置関係を覚える
- 実際の楽譜を読む
- 見てすぐわかる音を作る
1.「ドレミファソラシド」の順番を覚える
音符を読めるようになるには、
何が何でもまずこれ!です。
どの音名からも
スラスラと言えるようになる
ことが必要です。
そのための練習法も書いています。
2.五線に書かれた音符の位置関係を覚える
「ド」とか、「ミ」とか、「シ」とか。
それは、五線のどの場所なのか。
五線に書かれた音符の位置や
法則を知る
次に必要なのはこのことです。
⇩このような図で説明します。
3.実際の楽譜を読む
次にやることは、
実際の楽譜をどんどん読む
ことです。
手始めにはどのような楽譜がよいのか、
それをどう使っていけばよいのか、
をまとめています。
4.見てすぐわかる音を作る
音符をスラスラと読めるようになる
最大のポイントは、
「見てすぐにわかる音をたくさん作る」
ことです。
これをもとにして、
楽譜に並ぶ音符を
音の流れ
と捉えて読んでいくことが重要です。
その、音の流れを
どのようにとらえればよいのか。
その方法についても、
項目を設けて、詳しく説明しています。
動画を付けています
解説文書の最後に、
動画をお付けしています。
オリジナルの音符を読むワークを
動画にしたものです。
その内容はこちら⇩です。
- 音符を読む問題の楽譜10問
- それを演奏した動画
- ト音記号、ヘ音記号の書き方
まずは、
「音符を読む問題の楽譜」
です。
「音符を読む学習にふさわしい楽譜」
として、文書の中で紹介した形の
オリジナルワークです。
⇩こちらのような楽譜です。
その解答として
実際に演奏している動画
を載せています。
さらに、
五線紙に書いて学習できるよう、
ト音記号とヘ音記号の書き方
を説明した動画も入っています。
五線紙に音符を書くときには、
必ずト音記号、ヘ音記号が必要です。
ぜひ、ご活用ください。
すぐには読めるようにならない
でもあきらめないで!
音符を読むことは、
読めないうちはとっても大変。
面倒くさいものですよね。
でも、
面倒だからと後回しにしていては、
ちっとも読めるようにはなりません。
こちらの文書にまとめた順番に沿って、
じっくり取り組んでいけば、
必ず読めるようになります!
「すぐにスラスラと読めるようになる」
とは言いません!!
そんな簡単なものではありません。
あきらめず、
コツコツと取り組んでいくことが
大切です。
音符を読むことが
難なくできるようになれば、
その先に待っているのは、
演奏そのものを
思い切り楽しめる
充実したピアノライフ
です!
そんなステキな未来のために、
ぜひお使いください。