自分のピアノ教室で、よく、よ~く使っている便利グッズ「五楽線」。
予め五線が書かれているので、あとは音符を書いていくだけ。なんて便利!
もう手放せないものになっています。
今回、詳しくご紹介します。
いろいろ種類がありますが、私が持っているのはこちら⇩。
五線テープ「五楽線」ってどんなもの?

五線テープ「五楽線」。
楽譜を書き足したり修正したり。手軽に楽譜を書けるテープです。
「五楽線」の特徴は?
五線テープ「五楽線」の特徴はどんなところでしょう。特徴は以下のようなところです。
- はじめから五線が書かれている。
- 必要な分だけ切って使える。
- 貼ってはがせる。
まずは、なんといっても「はじめから五線が書かれている」ということです。
そこが画期的なところで、そうじゃなければただのテープ・・
もう一つは、「必要な分だけ切って使える」ということ。
1段分とか、1音だけとか、長くても短くても使えます。
3つ目の「貼ってはがせる」ということとも絡みますが、結構厚みのあるしっかりとしたシール状になっています。
小さく切ってもヨレヨレしてしまうようなことはないですし、簡単にはがせます。
⇩写真に撮ってみました。


五線がはっきりと書かれていて、しっかりした素材だということが伝わるでしょうか。
「五楽線」のラインナップ
この五線テープ「五楽線」、いろいろなものが出ています。
ラインナップをご紹介します。
- 通常タイプ(12㎜幅)・・・音大生、プロ演奏家向き
- 幅広タイプ(15㎜幅)・・・オーケストラ、吹奏楽学生向き
- 超幅広タイプ(20㎜幅)・・・音楽教室の先生向け
- B5タイプ(15㎜・1段16.5㎝)・・・五線1段分を素早く使いたい方へ
「〇㎜幅」というのは、テープの幅です。幅の数値が小さければ、おのずと五線の幅も狭くなりますね。
私が持っているのは、3つ目の「超幅広タイプ」です。テープそのものの幅は書かれている通り20㎜。五線の幅は12㎜です。
最後の「B5タイプ」は、B5の大きさの紙に1段ずつ貼って使うというものです。
「〇〇向け」という文言は、発売元アリアミュージックオフィスの「五楽線」紹介ページに書かれているものです。
こちら⇩のサイトに、それぞれの商品について詳しいことが書かれています。
⇩私が持っているのはこちら。
五線テープ「五楽線」どんな時に使う?
私自身何度も使って、これはいいなあ~、と思って紹介しているわけですが、使用例をいくつか挙げてみようと思います。
私がよく使うのこんな時
私が実際に使っているのは、もっぱら自分の教室のレッスンの時です。
一つは、
生徒本人がやりたいという曲をできるだけ取り入れますが、少々難しい部分を弾きやすく変えたり・・というときですね。
変えたい部分を含むページをコピーして、そちらに「五楽線」をペタッと貼り、変えたいように書き入れる、という形で使います。
厚みのあるテープなので、下の楽譜が透けて見えるということもありません。
もう一つは、レッスンの記録をとる時。
一人一人のレッスンの内容を記録するのですが、弾けなかった部分を「五楽線」に書いて貼っておいたりします。
これまでは、ノートに線を五本書いて音符を書き入れたりしていたので、とっても楽に、また見やすくなりました。
その他の使い方
私は上に書いたように使うことが多いですが、他にもいろいろ使えますね。
- メロディーを思いついたらその場ですぐ書ける。
- 他のアレンジを複数書き加える。
- 譜めくり直後の楽譜を書き足しておく。
などなど・・
作曲やアレンジをする人には、特に重宝しそうですね。
⇩こちらにも使用例が載っています。
イマイチ・・と思うところも
実は、ちょっとね・・と思うところがないわけではありません。
それは、「加線の音が書きにくい」ということ。
余白があまりないので、加線の音は加線1本分くらいしか書けないですね。
でも、改良してください、といっても難しいかも・・
余白を広くするとそれだけテープの幅が広がるわけで、テープを貼りたくないところまで貼ってしまうことになりかねませんから。
何かいい方法はないかな~
⇩私が持っているのはこちら。
五線テープ「五楽線」まとめ 手軽にどんどん楽譜が書ける!
五線テープ「五楽線」の紹介をしてきました。
ちょっとだけ五線が欲しい、ということ、音楽をやる人ならちょくちょくあるのでは?
そんな人のための、かゆいところに手の届く商品だと思います。
手軽に楽~に楽譜が書ける。いいと思いませんか?
(公開日:2020年6月10日 最終更新日:2023年3月15日)
⇩私が持っているのはこちら。
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