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「見る」はやっぱりインパクト大!中学生に音符カードを使ってみて

レッスン風景
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「音楽室ゆう」にも少し準備している”レッスングッズ”。出番が多いのは「音符カード」です。

大きな子に使っても効果あるなぁ、と感じた出来事がありました。

 

音符カードってこんなもの

「音符カード」は、こういうものです。

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同じ種類の音符を何枚か作ってあります。

主に、リズムを細かく分解して、仕組みを学んでもらうときに使います。

例えば・・

レッスンしている曲の中に、難しいリズムが出てきたりすると、「じゃぁ、カードでやってみるよ」と。

下段には拍子の分の音符を並べ(4/4拍子なら4分音符カードを4枚)、上段に楽譜の通りにカードを並べてもらいます。

「これは付点4分音符だから2拍目まで伸びるんだよね。次が8分音符だから・・」という感じで、ひとつづつ説明していきます。

比較的、小さな子や、障碍を持つ子のレッスンに使うことが多くあります。

 

見せて説明しただけで弾けちゃった

先日、中学生の子に音符カードを使ってみました。

その子は、なかなかリズムの複雑なポピュラー曲をやっています。

すでに、音符の意味はもちろん、リズムの仕組みは分かっている子です。

なので、曲を弾く段階で、苦手なリズムの部分を取り出して分解して説明する、ということはしません。

あまりそれをしてしまうと、かえって訳が分からなくなる。弾けたとしても、演奏の際の”ノリ”が失われてしまうように思います。

この子の今の状況は、微妙にこの音が長い、とか、微妙にこの音の入りが遅い、とか、そういった問題。

私が弾くのを見てもらうなどして、リズムを感覚的に捉えられるようにしていました。

 

でも、どうもうまくいかない。ほんの一瞬のことなんだけどなぁ・・

ポピュラー曲はリズムが命。複雑なリズムをノリ良く刻むことで、その曲らしさが出てくるものだと思います。

なので、きちんとリズムを刻めることにはこだわりたい。

どうしたもんか・・と思い、「視覚」に訴えてみるか、ということで、音符カードを使ってみました。

下段には4拍子なので4分音符を四枚。上段にはうまくいかないリズムをカードで並べ。

「ここの入りが、こっちよりもずっと早くなるんだよね。4拍目に入ったらすぐに弾くんだよ。」

拍子との関係を見ると一目瞭然。拍子とリズムの入りとのズレ具合が、よくわかります。

カードを見てもらい、私が口で説明しただけですぐ弾けてしまいました。

やっぱり「見る」ことは大事。インパクト大きいんだなと思いました。

 

伝わりづらいことは「見せる」

特に小さな子や障碍を持つ子は、口で説明するよりも、見せたほうが伝わりやすいですよね。

例えば、指使いなど、「この音は2の指で弾くんだよ」などと口で言うよりも、実際に弾いている手をじっと見てもらう方が分かってもらいやすい。

なので、リズムの理屈を説明するときは、音の長さの違いが一目瞭然の「音符カード」を使います。

今回のような、リズムの理解は一定できている子に、「音の入りの微妙なタイミング」をつかんでもらうためにカードを使うというのは、盲点だったな。

確かに、「4拍めのカウントより16分音符分遅れて入る」なんて説明するよりは、ずっと分かりやすいですね。

そんなことは、言ってはいないんですが。

もう少し積極的に、「音符カード」を使ってみようと思った出来事でした。

 

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