クリスマス曲のおすすめピアノ楽譜 初心者~初級者向け曲集6冊紹介

曲集

ここ「音楽室ゆう」のレッスンでは、クリスマスの時期には普段のテキストからは離れて、クリスマスにちなんだ曲に取り組むのがここ数年の定番になっています。

その時に主に使っている楽譜(曲集)を6冊ご紹介します。

導入から初級クラスの生徒ばかりなので、そのくらいの力で弾ける楽譜ばかりになりますが・・

参考にしていただければと思います。

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導入のころから使えるクリスマス曲集

まずは、ピアノを始めたばかり(1年未満くらいかな)、という人向けの曲集を2冊ご紹介。

『クリスマス・フェボリット』

WP49 クリスマスフェボリット レベル1 (英語版) (The Bastien Piano Library)

こちらは、バスティン・メソードの併用曲集の一つです。

私が持っているのは「レベル1」のみですが、他にプリマー、レベル2、3、4があります。

だんだん難易度が上がるということですね。

難易度は?

プリマーから5段階に分かれているうちの2番目がこの「レベル1」。難易度は低いです。

個人差があるのではっきりとはいいがたいですが、ピアノを始めて1年未満くらいから弾くことができるのではないでしょうか。

基本的に、右手でメロディー、左手で伴奏、という形です。

使われている音符は、8分音符まで。

伴奏部分は全音符や2分音符など延ばす音が多くなっています。4分音符で動くところもありますが、隣への移動が主になっています。

収録曲は?

収録されている曲は、以下の通りです。

  1. 聖ニコラスおじさん
  2. ひいらぎかざろう
  3. クリスマスツリー
  4. お屋根の上で
  5. きよしこの夜
  6. コヴェントリー・キャロル
  7. 星は夜空にまたたきぬ
  8. まぶねの中で
  9. ベツレヘムの小さな町
  10. 平和と喜びの知らせ
  11. 天なる神にはみさかえあり
  12. 来たれ、諸人よ
  13. あら野のはてに
  14. 東方からの三人の王様
  15. もろびとこぞりて
  16. 聴け、天使の歌声を
  17. ジングルベル
  18. クリスマスおめでとう

 

計18曲

なじみのない曲も‥

この楽譜、バスティンシリーズの1冊なので、アメリカ製です。日本版は出版されていないようですね。

題名等すべて英語!バスティン公式サイトの『クリスマス・フェボリット レベル1』紹介ページで、日本語の題名を見せていただきました。

そして、日本ではあまりなじみのない曲も多く含まれています。子ども向けの楽譜なので、アメリカの子どもたちにはよく知られているものなのでしょうね。

こういうのを見ると、やはりクリスマスの本場はあちらの国なのだな~、なんて感じます。

新たな曲を知ってそういうことを感じるのもまた一つ勉強かな、とも思います。

クリスマス曲集、他にもあり

バスティンの併用曲集で、クリスマスの曲集は他にもいくつかあります。

例えば『バスティン クリスマスソング』。プリマーからレベル4まであり、ベーシックスと一致した内容になっているようです。

他には、連弾の曲集や大人向けののものなどもあるようです。

参考詳しくはバスティン公式サイトのオンラインショップのページをどうぞ。

入門から上級まで使えるピアノメソード | バスティン・ピアノメソード | 東音企画

『ショウタイム・ピアノ・クリスマス』

楽譜 ショウタイム・ピアノ・クリスマス(フェーバー・ピアノ・アドベンチャーズ レベル2A)(初級レベル)(00420146/FF1037/ピアノ教本・曲集/輸入楽譜(T))

こちらは、フェイバー・ピアノ・アドヴェンチャーズの併用曲集です。

この「フェイバー・ピアノ・アドヴェンチャーズ」。アメリカではよく知られたピアノメソードのようですね。

参考記事ピアノ導入教材『ピアノ・アドヴェンチャー』日本語版を紹介した記事です。

ということで、こちらも英語版です。

難易度は?

私が持っているのは「レベル2A」です。

難易度は、上に挙げたバスティンの『クリスマス・フェボリット』と同じくらいだと思います。

左右でメロディーを受け渡していく形の曲も何曲かありますが、基本は右手でメロディ、左手で伴奏。そして、出てくる音符は8分音符まで。

伴奏部分は、『クリスマス・フェボリット』よりは4分音符などで動くことが若干多いかな、という印象です。

収録曲は?

掲載されている曲は以下の通りです。

  1. マスト・ビー・サンタ
  2. God Bless All
  3. お屋根の上で
  4. 天なる神にはみさかえあり
  5. フロスティ・ザ・スノーマン
  6. あら野のはてに
  7. きよしこの夜
  8. 東方からの三人の王様
  9. ザ・リトル・ドラマー・ボーイ
  10. サンタが街にやってくる
  11. コヴェントリー・キャロル
  12. ディン ドン 空高く
  13. Little Elf’s Christmas

 

全13曲

こちらは、バスティンのような日本語の専用サイトがありません。

なので、題名は上に挙げたバスティンの『クリスマス・フェボリット』から同じ曲を探したり、ネットで調べたりして、日本語の題名にしました。

2曲目の「god Bless All」という曲は見つかりませんでした。

また、最後の「Little Elf’s Christmas」は、「フェイバー・ピアノ・アドヴェンチャーズ」の創始者フェイバーさん作曲のようです。

こちらもやはり、日本ではあまりなじみのない曲がありますね。

クリスマス曲集、他にもあり

また、こちらもこの『ショウタイム・ピアノ・クリスマス』以外にもクリスマスの曲集が多くあるようです。

以下から購入できます。

案内フェイバー・ピアノ・アドベンチャーズ日本語公式サイト「輸入版の取り扱いについて」

案内世界のピアノ楽譜クレッシェンド「ピアノ・アドヴェンチャー クリスマス」検索結果

 

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バイエル中ごろから

次に、もうちょっと弾けるようになったよ、という人向けの2冊です。

『クリスマス・ピアノ・ソロ・アルバム』

楽しいバイエル併用 クリスマスピアノソロアルバム (楽しいバイエル併用)

こちらは、副題に「楽しいバイエル併用」とあり、バイエルの中ごろくらいまで進んだ人向けです。

上に挙げた2冊よりはちょっと難しい、といった感じでしょうか。

難易度は?

上にも書いたとおり、「楽しいバイエル併用」とあり、1曲1曲に目安となるバイエルの番号が書かれています。

それを見ると、「バイエル50番~54番程度」となっている曲が1曲あり、それが1番簡単ということになりますね。(「うれしいクリスマス」という曲です)

最も進んだもので、「バイエル95番~100番程度」というものが1曲あります。(曲は「星に願いを」)

このように、すべての曲に目安のバイエルナンバーが書かれているのは、分かりやすくていいですね。

この本、初版が1991年で、これまで版が重ねられてきているようですが、そのあたりが売れ続けている理由でしょうか?

 

でも私、実はアレンジがあまり好きではない‥弾きやすさ優先、ということかな。こっそり言っちゃいます・・

 

収録曲は?

掲載されている曲は以下の通りです。

  1. ジングルベル・・80~84番
  2. 赤鼻のトナカイ・・65~69番
  3. おめでとうクリスマス・・80~84番
  4. あわてんぼうのサンタクロース・・60~64番
  5. サンタのおじさんやってくる・・70~74番
  6. サンタが町にやってくる・・75~79番
  7. うれしいクリスマス・・50~54番
  8. ママがサンタにキッスした・・80~84番
  9. 神のみこは・・65~69番
  10. アメイジング・グレース・・75~79番
  11. あら野のはてに・・60~64番
  12. もろびとこぞりて・・85~89番
  13. もみの木・・75~79番
  14. ひいらぎかざろう・・60~64番
  15. わらの中の七面鳥・・60~64番
  16. ウィンター・ワンダーランド・・80~84番
  17. クリスマス・イブ・・65~69番
  18. 小さな世界・・60~64番
  19. 星に願いを・・95~100番
  20. きよしこの夜・・55~59番
  21. ホワイト・クリスマス・・85~90番

 

全21曲

題名を見るだけで曲が頭の中に流れるような、そんな定番曲が多いですね。

「あわてんぼうのサンタクロース」とか、山下達郎さんの「クリスマス・イブ」とか、海外の曲集には入りませんよね。

『こどもピアノクリスマス』

小さな手と発表会のための こどもピアノクリスマス [連弾付き] (0234)

こちらは、副題に「小さな手と発表会のための」とあります。

難しさは上に挙げた『クリスマス・ピアノ・ソロ・アルバム』と同じくらいかな。

連弾が3曲収録されています。

難易度は?

難易度は、上にも書いたとおり『クリスマス・ピアノ・ソロ・アルバム』と同じくらいだと思います。

バイエル中盤から後半くらいではないでしょうか。

右手でメロディー左手で伴奏です。伴奏の方はわりと動きがあります。

『クリスマス・ピアノ・ソロ・アルバム』は伴奏の音型が1曲ほぼ同じですが、こちらはメロディーに合わせて変わっている部分が多くなっています。

そのあたりが、ちょっと難しい、と感じるかもしれません。

収録曲は?

掲載されている曲は以下の通りです。

  1. もみの木
  2. クリスマスの12日
  3. きらきらぼし
  4. あら野のはてに
  5. もろびとこぞりて
  6. ひいらぎかざろう
  7. 歓びのうた
  8. ジングル・ベル
  9. アヴェ・ヴェルム・コルプス
  10. ウィンター・ワンダーランド
  11. きよしこの夜
  12. クリスマス・イヴ
  13. すてきなホリディ
  14. あわてんぼうのサンタクロース(3手連弾)
  15. もろびとこぞりて(4手連弾)
  16. クリスマスメドレー(4手連弾 きよしこの夜~ジングル・ベル~おめでとうクリスマス~お正月)

 

全16曲

2曲目の「クリスマスの12日」や9曲目のモーツァルト作曲「アヴェ・ヴェルム・コルプス」は、海外の曲集ではわりと見ますが、日本のものではあまりないような気がします。

一方で、山下達郎の「クリスマス・イヴ」や竹内まりやの「素敵なホリディ」は、日本のものでしかありえませんね。

 

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バイエル後半からブルグミュラーくらい

最後に、初級くらいの力で弾ける曲集を2冊ご紹介します。

『クリスマス名曲集』

こちらは「入門者のためのとってもやさしい」という副題がついています。

ステキなカラーのイラスト満載。見開きで1つのイラストになっているページも。絵本のようです。

楽譜も大きめで見やすく、アレンジもわりといい感じ・・って、結構気に入っている曲集なんですが・・!

出版社のサイトを見ても見つからず、現在は販売されていなようです。

出版元ヤマハミュージックメディアから購入できます。読者の方が情報提供してくださいました。ありがとうございました。

難易度は?

すぐ上に挙げた2冊より、ほんのちょっと難しいかな。

基本的には、右手でメロディー左手で伴奏。

メロディーはほぼ単音。複雑なアレンジや動きはありません。よく知られている通りのシンプルなメロディーです。

伴奏部分は、上に挙げた曲集より動きがあります。これが、「ちょっといい感じのアレンジ」に貢献しているのかな、と思います。

収録曲は?

掲載されている曲は以下の通りです。

  1. ジングル・ベル
  2. きよしこの夜
  3. ウィンター・ワンダーランド
  4. 星に願いを
  5. そりすべり
  6. 赤鼻のトナカイ
  7. サンタクロースがやってくる
  8. あわてんぼうのサンタクロース
  9. サンタが街にやってくる
  10. もみの木
  11. もろびとこぞりて
  12. おめでとうクリスマス
  13. あめにはさかえ
  14. 神のみ子は
  15. 牧人ひつじを
  16. ひいらぎかざろう
  17. アメージング・グレイス
  18. ホワイト・クリスマス

 

全18曲

定番曲ばかり。

こちらの曲集、どの曲もメロディーを元にしたイントロ部分があります。

そんなところも、単に「クリスマスの曲をちょっと弾いて楽しみましょう」ではなく、聴きごたえのある「曲」として意識したアレンジがされていると感じます。

*Amazonは中古品のみの取り扱いです(高いです!)。出版元ヤマハミュージックメディアは定価1500円+税で購入できます。

『ピアノでわくわくクリスマス』

ピアノでわくわくクリスマス 第3版

副題は「こどもから大人までたのしめる!おしゃれでやさしいアレンジ♪」。

全曲、轟千尋さんのアレンジによる曲集です。

副題の通り、ちょっぴりおしゃれ。今のところの私の一押しです!

でも、ちょっと難しい。完全にブルグミュラーに入っているくらいの力がないと弾けないのでは、と思います。

実は、私が持っているのは「第2版」です。2018年に若干収録曲が変わったり増えたりして第3版が出版されています。

第3版は持っていないのですが、難易度等それほど大きな変化はないのではないかな・・。

下記の収録曲紹介は第3版のものです。

難易度は?

上にも書きましたが、難易度は「完全にブルグミュラーに入っている」くらい、と考えています。

アレンジが”おしゃれ”ということは、やっぱり少々難しい部分があります。

音域が広いですし、メロディーが和音だったり、左に移って突然右に戻ったり、メロディーラインがシンプルではありません。

転調もしますし、ジャズっぽいリズムや響きがあったり・・

その分、弾きごたえあり、聴きごたえあり、です。

収録曲は?

掲載曲は以下の通りです。

  1. きらきら星
  2. 赤鼻のトナカイ
  3. もみの木
  4. サンタが町にやってくる
  5. おめでとうクリスマス
  6. ジングル・ベル~ソロ~
  7. もろびとこぞりて
  8. あら野のはてに
  9. ウィンターワンダーランド
  10. うさぎ野原のクリスマス
  11. ひいらぎ飾ろう
  12. きよしこの夜
  13. まきびと羊を
  14. ジングルベル~連弾~

 

全14曲

定番曲ですね。

「きらきら星」、簡単ではありますがアレンジがステキですよ。クリスマス会のオープニングにいいかも、と思います。

私のお気に入りは、ちょっと華やかな感じがする「ジングルベル」です。

この時期ならではの曲を楽しんで

クリスマスは、この時期にしか聴かれない曲がたくさんありますよね。

音楽を演奏する身としては、無視できない感じです。

同じ曲でも、アレンジの違いで雰囲気ががらりと変わる、なんていう体験もしてほしいと思っています。

ピアノを習っているのなら、ケーキやプレゼントだけじゃなく、音楽からクリスマスを感じるということもしてほしい。

そんなことを考えながら、クリスマスの曲に取り組んでいます。

 

 

コメント

  1. あきこ より:

    ゆう先生、はじめまして。
    他のページもあちこち楽しく読ませていただきました。

    ピアノを習っている子供がクリスマス曲を弾きたがっていたので、参考にさせていただき、「とってもやさしいクリスマス名曲集」を購入しました。
    (ヤマハのサイト、ヤマハミュージックメディアで、普通に1,500円+税で販売されてましたよ!なぜか、アマゾンでは中古のみの取扱いのようですね。)

    中身を見ないで注文しましたが、イラストがとっても美しくてクリスマス気分が盛り上がるステキな曲集で嬉しくなりました。

    子供の行っているピアノ教室は、先生の自宅で毎年一回「クリスマス会」という発表会があります。
    楽譜見るとまだだいぶ難しそう!と思ったんですが、クリスマス会で弾きたい!と先生にご相談。
    二人が一番弾きたがった「ジングルベル」は、これは来年かな~と却下されましたが、曲集の中からひとりが「サンタが街にやってくる」&「ひいらぎかざろう」を、もうひとりが「あわてんぼうのサンタクロース」&「おめでとうクリスマス」を先日のクリスマス会で、なんとかかんとか演奏することができました。
    二人にとって同じ曲を一ヶ月かけて練習する、ということはこれまで無かったんですが、自分で選んだ好きな曲ということで、しかも今進めてる教本より何段階か難しい曲ということで、ひと悶着もふた悶着もありながら、がんばって練習したな、と思います。

    ちなみに、ソロ曲がなんとかなるかな?と思った本番2週前に急遽、わたしの野望(?!)により連弾も一曲練習を始め、演奏することができました。
    「きらきらピアノこどものピアノ連弾名曲集」から「ロンドン橋」です。
    YouTubeに音源あったので取り掛かりやすかったです。

    子供は小学一年生男子×2(双子)です。昨年10月にピアノを習い始めました。
    上に四年生女子も居て、こちらは別の先生に習っています。

    本番が終わってホッとしているところですが、こちらのクリスマス曲集、来年は少し余裕を持って弾けるくらいに成長してくれてたらなーと思ってます。

    これからも記事楽しみにしています。

    素敵な曲集の紹介をありがとうございました!

    • nakai より:

      あきこ様
      コメントありがとうございます。
      この記事が参考になったということで、とっても嬉しいです。
      ご家族でピアノを楽しんでいらっしゃるんですね。練習の姿、本番の姿が目に浮かぶようで、とても楽しく読ませていただきました。
      こちらの曲集、いいですよね!販売されているんですね。よかったー。
      ヤマハミュージックメディアのトップページからの検索では見つからず、タイトルで全体から検索をかけたら・・ありました!!
      情報提供ありがとうございます。早速記事も修正しました。
      お子さんたちピアノがとても好きなようですね。これからも楽しく続けていってもらえたら・・一ピアノ好きとして願っています。

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