子どものピアノの練習、親の役割とは・・ピアノの先生としてお願いしたいこと

私の考え

ピアノのレッスンに家庭での練習はつきものです。

でも、子どもたちはなかなかしませんよね、練習・・

もちろん、しっかりしてくる子もいます!

親御さんは練習の大切さは分かっているので、いろいろと声掛けはされていることと思います。

でも、どうすればいいのか、どこまで関わればいいのか・・悩みどころではないでしょうか。

そんなことを考え、私自身の子ども時代、そして、ピアノの先生としての思い、といったものをまとめてみました。

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ピアノ指導者の永遠のテーマ「練習」

ピアノの上達には、お家での練習は欠かせません。

毎日するのが理想。必要な時間は、それぞれの段階によって違ってくるとは思いますが。

これができるかできないかによって、上達の具合は大きく違ってきます。断言できます。

でも、それってピアノに限ったことではないですよね。スポーツだってなんだって、うまくなるためには練習が必要!です。

でもなかなか練習しない。まぁ、楽しいものではありませんから。

「練習しないでうまくなりたい」という子もいます

うまくなった自分を想像して、それをモチベーションに地道に努力する。地味~~なものです。

でも、練習ってそういうもの。練習が楽しかったら練習そのものが目的になってしまう。

練習はあくまでも弾けるようになるためにすること。

弾けるようになってうれしい!それに向かって努力したことも含めて楽しかった。

それが、本来の形だと思います。

そうはいっても、なかなか・・・練習自体を楽しいものにしないと練習してくれない・・・

生徒に練習させる。

これって、ピアノ指導者の永遠のテーマではないでしょうか。

私の子どものころ・・・親がつきっきりでピアノの練習

私は4歳からピアノを始めました。いきなりバイエルを開いて「弾く」というレッスンだったと思います。

私が子どものころ、実際どんな風に練習していたかというと・・・

母がつきっきりでした!

母はそのころ仕事をしていなかったので、私は幼稚園に通っていましたが、行く前と帰って来てから母が横について練習していました。

幼稚園って朝は遅いし帰りは早いんですよね。時間いっぱいあって・・・

すんごく厳しかったのを覚えています。

泣きながら練習、なんてことはなかったと思いますが(たぶん)、口調は厳しく手を叩かれたりしたような気が・・・(違ってたらごめんなさい、お母さん)

一度(だったと思う)トイレに行って、そのまま友達の家に遊びに行ってしまったことがあります。

でも、叱られなかったなぁ。

でも、というか、だからかなぁやっぱり、弾けたんです!同じころ始めた子より頭一つ進みが早かった。

年長のころに「人形の夢と目覚め」を弾いていた。

これは、この曲をレッスンしていたのではなくて、幼稚園の合奏でこの曲をやり、先生が弾いていた(ほぼ原曲通りだったようです)のを覚えてしまった、という状態でしたが。

実際弾けるようになった。だからなのか、母が厳しく練習を見ていたことは、ぜんぜん悪い思い出にはなっていません。

 

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「親がついて練習」を求めているわけではありません

私の子どもの時は、少なくとも幼稚園時代は母がついて練習していたと記憶しています。

私にとっては、母がついて練習をしていたことが弾けるようになった大きな要因ではないかな、と思います。

上に書いたように、けっこう厳しく・・

現実的に無理!それにやりすぎると・・

でも、それはあくまで「私の場合」です。ひと昔(さん昔ぐらい?)前の話です。

実際、今の時代、親がつきっきりで練習を見る、なんてことができるお家がどれだけあるか。

私自身が、我が子にそれをしろと言われても、無理です!毎日、仕事が終わって子どもを寝かせるまでてんやわんやなのに。(2017年現在保育園児です)

「親がついて練習」がどれほど大変か、ゆうに想像できます。

それに、これは私が小学校へ上がる前の話です。

小学校入学前くらいの歳の子に、私が受けたような厳しい練習は必要か?とも思っています。

たとえ、自分は悪い思い出になっていないとしても。

やり方によっては、音楽嫌いになってしまいかねない。

そうなってしまっては本末転倒。ピアノを教える身としても、とても悲しいことです。

なので、今レッスンに来ているご家庭に、単純に「親がついて練習」を求める、ということではありません。

大事なのは「練習の習慣づけ」

じゃあ、練習は子ども任せでいいのか、というとそうではありません。

「時間を見つけてさせる」、ということは最低限必要だと思います。

練習の習慣づけ、ですよね。

共働き家庭がほとんど、という今の時代、なかなか大変なことかもしれません。

学校の勉強の把握で精いっぱい、になってしまうかもしれません。

でも、毎日の練習が習慣にさえなってくれれば、レッスンが進み、それとともに年齢も上がっていくことで、何をすべきか自分自身でわかるようになると思います。

「練習の習慣づけ」

これを第一に考えてもらえれば・・と思っています。

練習時間は短くていい

ピアノを始めてしばらくの間は、1回の練習時間は、それほど長く取る必要はありません。そもそもレッスンしている曲が短いので。

なので、弾く回数を決める方がよいのではないかと思います。

ピアノの先生から練習するように言われた部分を(曲全部かもしれませんが)、1回の練習時間の中で数回、という形で。

10分~15分程度あれば、十分ではないかと思います。

レッスンが進んで、1曲が長くなってくると、30分、1時間、またはそれ以上の練習時間がおのずと必要になってきます。

その頃には、上に書いた「練習の習慣づけ」ができていればいいですよね。

でも、生活環境が大きく変わって、練習の見直しを迫られる時期に重なることも多いんですが・・。

 

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子どものピアノの練習に耳を傾けて

子どもの横についてピアノの練習をさせる、という必要はありませんが、何をやっているのか、ピアノの練習をしているその音に、耳を傾けていてほしい、と思っています。

そして、子どもの様子や練習内容に疑問を感じたら、先生に相談する、ということもしてほしいですね。

私も悩んでいます。どうしたらもっと練習するのか。

練習しよう!と思えるレッスン、ってどういうものか。

練習するかしないかは、先生の働きかけも大きく影響することだと思います。

でも、1週間に1度会うだけの関係では、どうにも限界があります。

一緒に考える、一緒に育てる、という視点が、ピアノ教育にも必要だと思います。

わが子に「ピアノを弾けるようになってほしい」という思いがあるのなら、ですが、お家での練習の様子を把握する、ということは最低限必要なことではないかな。

そのことは、ピアノの先生としてお願いしたいな、と思います。

 

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