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楽譜をスラスラと読めるようになるための練習法まとめ

ピアノの練習について
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以前、「楽譜を読めるようになるためにピアノレッスンで行っていること」という記事を書きました。

たくさんの方に読んでいただいていてとてもうれしいのですが、4000字と少々長い!

ということで、簡潔にまとめてみました。

読むだけではなく、書いたり歌ったり指でなぞったり、もちろん弾いたり。基本は、いろいろな方法で行うことかなと思っています。

音符を読むことがどうも苦手、という方、ぜひ試してみてください。

ドレミファソラシドとその逆をスラスラと言えますか?

まずは基本中の基本として、「ドレミファソラシド」とその逆「ドシラソファミレド」をスラスラとよどみなく言えることが必要です。

レッスンに来ている子ども達を見ていると、特に「ドシラソ~」は言えない子がちらほらいます。

これが分かっていないと、音符は読めません。

それとともに音の高低も理解する必要があります。

ドレミファソラシドは上へあがっている、ドシラソファミレドは下がっている、ということです。

練習法3つ

練習の方法は以下の3つです。

  1. 音名を書く
  2. 音を出しながら歌う
  3. 指でなぞりながら歌う

1の「音名を書く」は、文字通り「ドレミファ~」「ドシラソ~」と書いてみるということです。

私がレッスンで好んでやっているのは、⇩これです。

『わか~るワーク』(導入編3)というワークの中の問題です。画像は「ドシラソ~」の問題ですが、「ドレミファ~」もあります。

ひとりでやる場合、階段を書いて「ドレミ~」「ドシラ~」を書き入れていけばいいですね。

2の「音を出しながら歌う」というのは、実際にドレミ~を弾きながら声を出すということです。自分で弾いてもいいですし、誰かに弾いてもらってもいいですし。

自分で弾く場合、鍵盤上でのドの場所を分かっていなければいけませんが。

3の「指でなぞりながら歌う」というのは、音名の解説図のようなものがあれば、それを指で1つ1つ押さえながら声に出す、ということです。

このようなもの⇩

こちらは『オルガン・ピアノの本1』のものですが、こういった図の音符部分をなぞりながら「ド・レ・ミ・・」と言っていくということです。

できれば、上の図のようにヘ音記号部分もきちんと書かれているものがいいですね。

読むときには、ひとつ飛ばしに読んでみる、とか、ドではないところから読んでみる、とか、パッと押さえたところを読んでみる、とか、いろいろやると良いと思います。

また、図を見ながら実際に五線紙に書き写してみる、というのも良いと思います。

楽譜を読んでみる~簡単なものから~

次に、いよいよ実際の楽譜を読んでみます。

音符を読む練習用楽譜を選ぶ際の注意点は以下のようなことです。

  • 中央ドから上下3音から5音程度の楽譜
  • 大譜表の楽譜

「中央ドから上下3音から5音」というのは、ドの音を中心に、上へ「ドレミ」から「ドレミファソ」くらいの範囲。下へ「ドシラ」から「ドシラソファ」くらいの範囲のもです。

ト音記号ヘ音記号のみの楽譜ではなく、2つがセットになっている楽譜、つまり「大譜表」のものがよいと思います。

こういうもの⇩

こちらは『ピアノランド①』の中の1曲です。

メロディーを左右の手で弾く継いでいく形のものなので、ト音記号もヘ音記号も同時に読んでいくことになりますね。

なので、必然的にト音記号ヘ音記号の両方が読めるようになっていきます。

練習法は3つ

具体的なやり方は次の様なことです。

  • 音符をなぞりながら読む
  • 弾きながら歌う
  • 五線紙に書き写す

ひとつは「音符をなぞりながら読む」ことです。なぞることで、今どれを読んでいるのかをしっかり認識することになります。

また、音の高低の理解にも結び付きますね。上へ行けば音も上がっているということ。下へ行けば下がっているということです。

そして、大事なのは、声に出して読むということです。声に出すことで耳から自分の言った言葉を聞くことになり、さらに音への認識が深まります。

2つ目は「弾きながら歌う」ことです。もちろん誰かに弾いてもらってもいいです。

歌うということは、自分ののどで音程を調整することになるので、より音の高低を認識することにつながります。

楽譜に書かれた音と実際の音をしっかりと一致させることになり、楽譜に書かれたことが音として流れるようになります。

「弾きながら歌う」となると鍵盤上の音が分かっていなければいけないですし、リズムが理解できていないとできないですね。自分ひとりだけでやるとなるとそこが難しいかもしれません。

上に挙げたような楽譜は出てくるリズムもとても簡単です。なので、できれば拍子や4分音符2分音符全音符くらいの音符は同時に覚えられるとよいですね。

難しければ、ひとつめの「音符をなぞりながら読む」を徹底してやればよいと思います。リズムは無視して音のみ、でかまいません。「音符を読む」ことは十分できるようになると思います。

3つ目に「五線紙に書き写す」と記しました。

慣れないと少々大変な作業かと思いますが、自分で書いてみるという動作を加えることで、目で音符を追うだけよりもさらに音への認識が深まります。

数えなくてもわかる音を増やす

ピアノのレッスンでは、まず「中央ド」を覚えることから始まるのが一般的だと思います。

ここですね⇩

これをこのままひっくり返すと、ヘ音記号の「中央ド」になります。

とにかくこれだけは覚えてもらい、あとは、それを基準にして数えていくことになります。

その際、いつまでもドから数えるのではなく、ド以外の基準となる音を決めます。つまり、「数えなくてもわかる音」を自分で探す、決めるということです。

その意識を持って読むことが大事だと思います。

数えなくてもわかる音が増えれば、音符を読むのは格段に楽になります。

実際の楽譜を読んだ方がいい

楽譜屋さんへ行って、音符を読むためのワークを見てみると、ト音記号かヘ音記号かの1段の楽譜にただただランダムに音符(玉のみ)が並んでいてそれを次々読んでいく、というものが多いです。

でもこれ、私はどうかな・・と思うんです。

実際の楽譜はこんなことはあり得ません。音楽を表したものなので、横への流れがありリズムがありますよね。

当然、様々な種類の音符が並ぶことになります。

なので、はじめの段階から音の流れとして捉え、リズムを意識していった方がよいと思います。

上に書いたような音域の限られたもので構わないので、実際の楽譜を読むようにしていった方がよいと思います。

まとめ

いかがでしょうか。

練習の順序は、

  1. 「ドレミファソラソド」と「ドシラソファミレド」という音の並びをしっかりと覚えること
  2. ピアノ導入教材(音域は中央ドから上下に広がるものがよい)の楽譜を使って繰り返し読むこと

楽譜を指でなぞったり、歌ったり、書いたり・・いろいろな方法で取り組むとよいですね。

そして、大事なのは、自分にとって「見ただけですぐわかる音」を増やしていくことです。

少し根気のいることかもしれませんが、読めるようになってしまえば何でもないことなんです。

頑張ってみてほしいと思います。

これで3000字弱。少しはコンパクトにまとまったかな?

 

ワークを使って勉強したいという方にはこちらがおすすめです。⇩

音符を読めるようになるためのおすすめワーク『譜読みチャレンジ』
音符を読むことに特化した内容のおすすめのワークです。ランダムに並んだ音符を読むだけではなくよく知られた曲の楽譜を読む課題もあり、それがおすすめポイントです。子どもっぽいイラスト等はなくおとなの方にもぜひおすすめします。

 

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