ピアノの発表会まであと数日!発表会前の練習、レッスンでは何をやる?

発表会

発表会まであと数日。

練習できるのもあとわずか。

発表会前最後のレッスンで、指導している立場の私が伝えるべきことは・・

考え方をまとめてみました。

発表会前最後のレッスン 良いところをしっかり伝える

発表会前最後のレッスン。総仕上げの時期ですね。

どんなレッスンをしているかというと・・

まずは、当日と同じように1曲通して弾いてもらい、録音します。

それを自分で聴いてみて、思ったことを言ってもらっています。

子どもたちは、

ここがちょっと、あそこがちょっと・・

と、よくないと思うことを言うことが多いですね。

そして、私の方からも感想を言います。

その際、あまり悪いことは言わないよう心掛けています。

気になる部分はありますが、それを今の時点で指摘しても仕方がない。そういうことは今後の課題。

それよりも、全体を見てどう感じたかを伝えるようにしています。

そうすると、必ず

 

こういうところが良かったよ

という話になります。

みんなここまで練習を重ねてきて、聴ける演奏になっている!

そういうことをきちんと伝えることで、自信をもって演奏できるのではないかなと思います。

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発表会前の練習 止まらないで弾き通す

当日までの残り数日は、本番と同じような心持ちで、1曲通して弾くことを宿題としています。

その時、止まらないこと。

 

間違えた!と思っても、知らんぷりして続けるんだよ。

と話しています。

止まってしまうと、そこで音楽自体が途切れてしまう。聴いている人の気分も止めてしまう。

そうしないようにね、と。

止まることが癖になっているような子もいますよね。間違えてないのに止まっちゃう、みたいな。

これはまた、今後引き続きの課題ですね。

1曲通すときは、間違えないことより、止まらないことの方が大事。

そう伝えています。

発表会では「この曲が好きなの!」を伝える演奏を

人前での演奏となると、間違えないように弾くことばかりに気が行きがちです。

私もそう。

でも、それだと演奏を聴いてもらう上ではあまりにもったいない。

やっぱり、この曲にした理由、「この曲が好きなんだぁ」ということを知ってもらう演奏をしたいものです。

せっかく「相手」がいるんだから。

プログラムに載せる曲に対するコメントを読んでいると、みんな、ここが気に入っている、ここを聴いてほしい、といったことを書いています。

それを相手に伝えるような演奏をしようね、と話しています。

間違えないで弾くことより、演奏に曲への思いをちゃんと乗せられたかの方が大事だよ、と。

そう考えることで、緊張も少しほぐれるのではないかな。

 

そうでもないか・・

緊張する中でも、丁寧に丁寧に演奏すること。

そうすることで「伝わる演奏」ができるよ。

そう話しています。

(公開日:2016年7月20日 最終更新日:2022年12月16日)

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