次の日曜日が発表会。当日まであと数日になりました。
練習できるのもあとわずか。
さぁ、発表会前の練習は何をする?最後のレッスンで私が伝えるべきことは・・
発表会前最後のレッスン 良いところをしっかり伝える
今週が発表会前最後のレッスンです。総仕上げの時期ですね。
どんなレッスンをしているかというと・・
まずは、当日と同じように1曲通して弾いてもらい、録音します。それを自分で聴いてみて、思ったことを言ってもらっています。
子どもたちは、ここがちょっと、あそこがちょっと・・とよくないと思うことを言うことが多いですね。
そして、私の方からも感想を言います。その際、あまり悪いことは言わないよう心掛けています。
気になる部分はありますが、それを今の時点で指摘しても仕方がない。そういうことは今後の課題。
それよりも、全体を見てどう感じたかを伝えるようにしています。
そうすると、必ず
こういうところが良かったよ
という話になります。
みんなここまで練習を重ねてきて、聴ける演奏になっている!
そういうことをきちんと伝えることで、自信をもって演奏できるのではないかなと思います。
発表会前の練習 止まらないで弾き通す
当日までの残り数日は、本番と同じような心持ちで、1曲通して弾くことを宿題としています。
その時、止まらないこと。
間違えた!と思っても、知らんぷりして続けるんだよ。
と話しています。
止まってしまうと、そこで音楽自体が途切れてしまう。聴いている人の気分も止めてしまう。
そうしないようにね、と。
止まることが癖になっているような子もいますよね。間違えてないのに止まっちゃう、みたいな。
これはまた、今後引き続きの課題ですね。
1曲通すときは、間違えないことより、止まらないことの方が大事。
そう伝えています。
発表会では「この曲が好きなの!」を伝える演奏を
人前での演奏となると、間違えないように弾くことばかりに気が行きがちです。
私もそう。
でも、それだと演奏を聴いてもらう上ではあまりにもったいない。
やっぱり、この曲にした理由、「この曲が好きなんだぁ」ということを知ってもらう演奏をしたいものです。
せっかく「相手」がいるんだから。
プログラムに載せる曲に対するコメントを読んでいると、みんな、ここが気に入っている、ここを聴いてほしい、といったことを書いています。
それを相手に伝えるような演奏をしようね、と話しています。
間違えないで弾くことより、演奏に曲への思いをちゃんと乗せられたかの方が大事だよ、と。
そう考えることで、緊張も少しほぐれるのではないかな。
そうでもないか・・
泣いても笑ってもあとちょっと。悔いの残らないように練習しようね。
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