ピアノ教室・音楽療法「音楽室ゆう」のご案内

「この曲弾きたい!」の選択肢を増やすために

レッスン風景
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「音楽室ゆう」では、テキスト以外の自分のやりたい曲をレッスンすることもしています。

中には、ほとんどテキストをやっていない子も!やりたい曲が次々出てくるからです。

新しい曲決め・・あれ?前に希望してた曲と違うよ

発表会後に始めた曲が終わり、さぁ次の曲に入ろう、という状況の子。前々から「この曲をやりたい」と希望を出していました。

でも、その曲を始めようということになった先日のレッスン、違う曲名が飛び出してきました。

しかも、いくつも。

「最近この曲いいなぁと思って。でも、〇〇も弾いてみたいと思うんだよねぇ。」

私が持っている曲集の中にある曲だったので、楽譜を見てもらうと・・

「あ、この曲知ってる!(別の曲名を見て)これもいいなぁ」

やってみたい曲が次々出てきます。

最終的に「これがいいな」となった曲がクリスマス関連の曲だったため、クリスマス曲に入るには少し早い時期ですが、その曲に決まりました。

「これ(クリスマスの曲)が終わったら、次はこの曲にする」なんて言っていましたが・・気持ちが変わる可能性大!ですね。

それでも全然かまいませんが。

 

「弾きたい」という気持ちを大切に

「テキスト以外にやりたい曲があったらそれでもいいんだよ」と、みんなに話しています。

全く希望曲を話さない子もいる中、これほど次々に出てくるのもまたこの子くらい。

この曲好き!あの曲も好き!と、好きな曲がいろいろとあり、そして、「弾いてみたい!」と思ってくれるのは、指導者として嬉しいことです。

音楽好きなんだなぁ。ピアノ好きなんだなぁ。思わずニッコリしてしまいます。

テキストを順番に進めて、技術を確実に身に付けて、ショパンやらベートーベンやらを弾けるように!

と思ってしまいがちですが、それは私の気持ち。

本人は、目の前にある、馴染みのある曲を弾きたいんですよね。

「弾きたい」というその気持ちを、まずは大事にしたい。

その曲で何を身に付けてもらうのか。そこをきちんと認識して指導をしていけば、技術は上がっていくはず。

この子はホントに好きな曲ばかりやっていて、クラシック曲ありポピュラー曲ありいろいろですが、ゆっくりでも着実に技術は上がっています。

ショパンやベートーベンにはほど遠いけど・・・

でも、きっと「音楽大好き!ピアノ大好き!」のまま、大人になってくれると思います。

 

希望曲の選択肢を増やすために

テキストの曲を離れて「この曲やりたい」というのは大歓迎。

でも、ひとつ弊害だと感じているのは、曲に偏りがあるということ。

テレビからしょっちゅう流れているような、流行りの歌手のポピュラー曲になりがちです。

ピアノで弾く曲としてはどうなんだろう・・と思ってしまうのが正直なところ。

上に書いた「ショパンやらベートーベンやら」ではないけれど、ピアノのために書かれた名曲がたくさんある。

やっぱりそういう曲を弾いてほしい、とは思います。

でも、こちらから「次はこの曲ね」と決めてしまうのは避けたい。はっきりとやりたい曲があるのなら、それを弾かせてあげたい。

その「やりたい曲」が、いわゆる”名曲”になるといいな、と思います。

そのためには、いろんな曲を知ってもらうこと。知らなければ選ぶことはできません。

そこで、私が知らせることにしました。

発表会の曲決め、そして、これから取り組むクリスマス曲を決めるときに、私からのお勧めとして、CDに録音して渡すようにしています。

CDの曲も候補に入れてほしいな、ということです。結局は自分のやりたかった曲に決めても全くかまいません。

とにかく、こんな曲もあるということを知ってほしい、ということです。

この事についてはこちらにも書いています。

「自分の弾きたい曲を弾く」も大賛成!でもいろんな曲があることを知ってほしい
「音楽室ゆう」では、10月~12月にかけて、みなさんにクリスマスの曲に取り組んでもらいます。 そろそろ、みなさんに提案する曲の選定に入らなければいけません。 どうやって曲を決める? 「音楽室ゆう」での曲の決め方は・・ 私から...

こういうことを地道に続けていくことで、いろんなクラシック曲が選択肢に入っていくといいな、と思っています。

 

 

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