超初心者向けクラシック曲ピアノアレンジ『バスティンクラシックメロディー プリマー』

曲集

以前、レベル1と2を紹介した『バスティン・クラシックメロディー』。

記事はこちら

今回は、その前段階の『バスティン・クラシックメロディ プリマー』を詳しくご紹介します。

メロディーを両手で弾き継ぐ形が多く、ピアノを始めてまもない超初心者でも弾いていけます。

有名クラシック曲ばかり15曲。

リスト「愛の夢」、ショパンの「別れの曲」に「幻想即興曲」など、だれもが憧れるような名曲も入っています。

それでは、詳しくご紹介します。

関連記事『バスティン・クラシックメロディ』1,2をこちらで紹介しています。

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『バスティン・クラシックメロディ』とは

ピアノメソード「バスティン」は、アメリカのピアノ教材ですが、日本でもよく使われている有名なテキストシリーズですね。

その中の併用曲集の一つが、この『バスティン・クラシックメロディ』です。

メインテキストである『バスティン・ピアノベーシックス』の、プリマー、1,2,3,4に対応していて、同じように5冊に分かれています。

そのもっとも初期段階の「プリマー」を、今回はご紹介していきます。

バスティン関連の楽譜の輸入・出版をしている東音企画のサイトでは、この楽譜を次のように紹介しています。

有名なオペラ、交響曲、ピアノ作品などを初心者向きに、特別に編曲した小曲集です。ごく初級のレベルでは、先生と連弾を楽しむための曲も多く含まれています。この曲集は、バスティン・ピアノライブラリーシリーズの内容とぴったり一致するように作られていますが、他のどんな初心者用メッソードと併用されても結構です。

引用:Bastien オンラインショップ「クラシックメロディーのたのしみプリマーレベル」より

なお、この『バスティン・クラシックメロディ』は、英語版『クラシックメロディーのたのしみ』の日本語版です。

英語版は、プリマー、1,2,3,4の5冊が出版されていますが、日本語版は、プリマー、1,2の3冊のみです。

選曲も若干違っています。

詳しくは「Bastienオンラインショップ」をご覧ください。

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『バスティン・クラシックメロディ』3つのおすすめポイント

私の『バスティン・クラシックメロディ』おすすめのポイントは次の3つです。

  • よく知られている曲ばかり
  • 簡単でも曲の特徴は抑えられている
  • 曲数が多い

1つ目は「よく知られている曲ばかり」ということ。まさに、この楽譜の企画趣旨でもありますよね。

知っている曲、ということは、取り組みやすい、ということ。特に初心者には大事ではないかと思います。

クラシック曲であれば、大人の方も「有名曲を演奏できた!」という満足感が得やすいのではないでしょうか。

2つめは、「 簡単でも曲の特徴は抑えられている 」ということです。

最も難易度の低い「プリマー」では、多くの曲がメロディーを両手で弾き継いでいく形になっています。

とっても弾きやすい。

でも、曲の特徴はきちんと押さえられているので、やはり「有名曲を弾いた!」という満足感が得られやすいのではないかと思います。

伴奏譜がついてるものもあるので、連弾することでさらに雰囲気ある演奏になりますね。

3つ目は、「 曲数が多い 」ということです。

この「プリマー」は15曲。

1冊の中で一気にブルグミュラー手前の難易度まで上がってしまう曲集も多い中、この難易度で弾ける曲数としては多いのではないかと思います。

曲数が多いということは、選べる、ということ。

自分で好きなものを選ぶことができるって、練習のモチベーションにもつながるとても大事なことですよね。

最も難易度の低い「プリマー」ですが、15曲中9曲は曲の一部が両手で弾くようになっています。

また、曲の中の一部で指替えなどが必要となる、5指固定では弾けない曲も、15曲中8曲あります。

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『バスティン・クラシックメロディ』プリマー 曲目紹介

バスティンクラシックメロディ プリマーレベル (WP72J) (バスティン・ピアノベーシックス 数こなし式サプリメンタリー)

それでは、肝心の曲目を紹介します。

 曲目作曲者長さ伴奏譜一部両手5指固定
1カンカン(オペレッタ「天国と地獄」より)J.オッフェンバック1ページ4段
2愛の夢F.リスト見開き2ページ6段
3スランバーソング(オペラ「ヘンゼルとグレーテル」より)E.フンパーディンク1ページ4段オクターブ記号あり
4交響曲第1番J.ブラームス1ページ4段
5メリーウィドーワルツ(オペレッタ「メリーウィード―」より)F.レハール見開き2ページ6段
6別れの曲F.ショパン1ページ3段(リピートあり)
7ウィリアムテル序曲G.ロッシーニ1ページ3段(リピートあり)
8エジプトの踊り(オペラ「サムソンとデリラ」より)C.サン=サーンス見開き2ページ6段
9ト長調のメヌエットJ.S.バッハ1ページ3段(1カッコ2カッコあり)
10びっくりシンフォニーのテーマJ.ハイドン1ページ4段
11トルコ行進曲L.v.ベートーヴェン見開き2ページ5段
12幻想即興曲F.ショパン1ページ4段
13婚礼の合唱(オペラ「ローエングリン」より)R.ワーグナー1ページ3段
14歌の翼にF.メンデルスゾーン見開き2ページ8段
15メロディA.ルービンシュタイン1ページ4段

いかかでしょうか。ご存知の曲が多いのではないでしょうか。

表には、曲の長さとともに、伴奏譜の有無、繰り返しの有無もまとめました。

繰り返しのあるものが3曲ありますが、1曲1曲はとても短くまとめられています。有名なフレーズの部分が主、ということですね。

参考こちらで実際の演奏を聴くことができます。

モデル演奏は伴奏なしですが、15曲すべてが聴けるので、参考にしていただければと思います。

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『バスティン・クラシックメロディ』プリマー 楽譜はこんな感じ

楽譜の状況についてもまとめます。

↑両手でメロディ受け渡しがほとんどです。 1ページ4段が多く、譜面は大きく見やすいですね。

↑このように、両手で弾く部分のある曲もあります。全15曲中9曲です。

1曲すべてが両手、という曲はありません。

所々に、こんな↑かわいらしいイラストも。下は伴奏譜です。

『バスティン・クラシックメロディ』プリマー 初心者だって名曲を!

『バスティン・クラシックメロディ』プリマーについてまとめてきました。

有名なクラシック曲の有名どころが、とても弾きやすくアレンジされています。

ピアノを始めたばかりの超初心者だって、15曲の中から選んで弾ける。

それもとてもいいと思っています。

楽譜はとっても見やすく、音符を読む練習や、ちょっと進んだ人の初見演奏の楽譜としても使えるのではないでしょうか。

実際、自分の教室のレッスンで、初見をするときに使っています。

クラシック曲が好きでピアノを弾いてみたいと思われた大人の方、また、子どもっぽいのはちょっと・・という大きくなってからピアノを始めた子にぴったりの楽譜だと思います。

ぜひ手に取ってみてください。

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