大人のピアノ初心者向け教本の選び方 3つの目的別おすすめの教本4冊をご紹介

ピアノ導入教材
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大人になってから初めてピアノを始める、という人が珍しくなくなった昨今、巷には、大人向けのピアノ教本もとても多く出版されています。

「やってみよう!」と思ったはいいけれど、何から手を付ければいいのか・・という人も多いかもしれません。

自分はどうしてピアノを始めたいと思ったのか・・まずはそこから考えてみるといいのではないでしょうか。

目的別におすすめのピアノ教本を選んでみました。

ぜひ参考にしてください。

ジャンルにはこだわらず知っている曲を弾きたい

クラシック音楽が好き、とか、ポピュラーがいい、といったジャンルにはこだわりはなく、とにかく自分の知っている曲をどんどん弾いていきたい。

こういう方がもしかしたら一番多いかもしれません。

クラシックであれポピュラーであれ、「いいものはいい!」ですもんね。

そういう方におすすめなのが

  • 『大人のためのピアノ悠々塾』シリーズ
  • 『シニア・ピアノ教本』

以下に詳しくご紹介します。

『大人のためのピアノ悠々塾』シリーズ

『大人のためのピアノ悠々塾』は、クラシック曲からポピュラー曲まで、大人の方ならだれもが知っているであろう様々なジャンルの曲が掲載されています。

例えば・・

  • 入門編・・・「家路」「ダイアナ」「シューベルトの子守歌」「エデンの東」「渚のアデリーヌ」など全17曲
  • 基礎編・・・「ます」「きよしこの夜」「愛の夢」「私のお気に入り」「エリーゼのために」など全18曲
  • 初級編・・・「トルコ行進曲(モーツァルト)」「戦場のメリークリスマス」「ラ・バンバ」「ロコモーション」「別れの曲」など全18曲

クラシック曲でも、ピアノ曲あり、オーケストラ曲ありですね。ポピュラー曲も、ヒットソングあり、映画音楽あり、といった具合です。

難易度ごとに3冊に分かれている

この『大人のためのピアノ悠々塾』は、「入門編」「基礎編」「初級編」の3冊のシリーズになっています。

それぞれ以下のような副題がついています。

  • 入門編・・・音符の読み方からはじめる
  • 基礎編・・・もう一度基礎からはじめたい
  • 初級編・・・少し経験のある

最も難易度が低いのが「入門編」なわけですが、弾くときの手の形や姿勢、拍子の取り方、音符の意味などの説明から始まり、楽譜には音名が書かれています。

でも、最初から両手で弾くようになっているので、難しく感じる人もいるかもしれません。

詳しくはこちら↓をどうぞ。

詳細記事「【ピアノ導入教材】『大人のためのピアノ悠々塾 入門編』指が動く人向け?」

「【ピアノ導入教材】『大人のためのピアノ悠々塾 基礎編』ちょっと弾ける人向け」

「【ピアノ導入教材】『大人のためのピアノ悠々塾 初級編』ピアノ経験は必須」

演奏動画もあります。

関連記事「『大人のためのピアノ悠々塾 入門編』から7曲選んで弾いてみました」

「『大人のためのピアノ悠々塾 基礎編』から7(+1)曲選んで弾いてみました」

「『大人のためのピアノ悠々塾 初級編』から7曲選んで弾いてみました」

こちら↓は『入門編』です。それぞれCD付き、CDなしがあります。

 

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『シニア・ピアノ教本』

もう一つご紹介するのは『シニア・ピアノ教本』です。こちらも、ジャンルにこだわらずよく知られている曲を使って練習していくタイプです。

全3巻で構成されています。

3巻通しての収録曲はこんな感じ↓

「オーラ・リー」「竹田の子守歌」「聖者の行進」「喜びの歌」「ホフマンの舟歌」「ピアノ・ソナタ第11番」「故郷の人々」「茶色の小瓶」「荒城の月」「草競馬」「美しき青きドナウ」「アメイジング・グレース」など

超初心者におすすめ

こちらの教本は、全くピアノ経験のない方向けに作られています。難易度は、上に挙げた『大人のためのピアノ悠々塾 入門編』よりも簡単です。

全3巻で構成されていて、徐々に難しくなっていきます。

1巻の始めの方は、メロディーのみを両手で弾き継いでいく形です。つまり、両手で同時に弾くことはしない、ということですね。

両手奏は1巻の後半から始まります。

この『シニア・ピアノ教本』は『おとなのためのピアノ教本』(下で紹介しています)を簡単にしたものです。なので、長調や短調、コードといったものも順次学習していくようになっています。

詳細記事「【ピアノ導入教材紹介】大人の超初心者におすすめ『シニア・ピアノ教本』」

「【大人向けピアノ導入教材比較】『おとなのためのピアノ教本』&『シニア・ピアノ教本』」

こちら↓は第1巻です。お手頃価格ですよね。

シニア・ピアノ教本(1)
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クラシック曲が好き

大人の方には、クラシック音楽に造詣の深い方も多いかと思います。

そんな、「クラシック曲が好きで、将来クラシックのピアノ曲をいろいろと演奏できるようになりたい」という方へお勧めする教本がこちらです。

『トンプソン現代ピアノ教本』

『トンプソン現代ピアノ教本』

こちらの教本、「大人向け」と銘打たれたものではないですし、日本のものでもありません。

アメリカ発の教本で、日本での初版は1972年。古くから使われ続けているということになりますね。

掲載曲は、ほとんどが著者ジョン・トンプソンさんのオリジナル。なので、知っている曲はほとんど出てきません。

でも、曲調はクラシックです。

全5巻で構成されていますが、5巻まで進んだらもう初心者とは言いません。かなりの進み具合です。

基礎からきちっと積み上げていきたい人向け でも難易度高め

両手奏でスタートするので、難易度は高めといえるかもしれません。

説明箇所が多く、1冊の中での進み方も早く、楽典的な内容も順次出てきます。

独学で練習しようという場合、ピアノでも他の楽器でも少し経験のある方がスムーズに進められるかと思います。

でも、将来様々な曲を弾きたい、そのために基礎からきっちり学びたい、そして、クラシック好きという方にはもってこいの教本だと思います。

説明文をしっかり読み、一つ一つ丁寧に取り組んでいけば、1冊でかなりの力が付くのではないでしょうか。

とても良い教材だと思います。

詳細記事「【ピアノ導入教材紹介】大きな子や大人の方へ『トンプソン現代ピアノ教本』」

こちら↓は第1巻です。

トンプソン 現代ピアノ教本(1)
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¥ 1,404(2019/01/24 18:36時点)

 

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クラシックもポピュラーも楽典的知識も!

様々なジャンルの知っている曲で練習したい。そして、弾くだけではなく知識も身につけたい。

そんな、少々欲張りな方には、こちらをご紹介します。

『おとなのためのピアノ教本』

『おとなのためのピアノ教本』

こちらは、初版が1992年。大人のためのピアノ導入教材としては草分け的な存在だと思います。

全5巻で構成されていて、最終的にはソナチネ~ソナタ・アルバム程度まで進むようになっています。

掲載曲は次の様な感じです。(1~3巻のみ)

「ジングル・ベル」「河は呼んでいる」「ローレライ」「天国と地獄」「旅愁」「太陽がいっぱい」「四季より『秋』」「浜辺の歌」「もしもピアノが弾けたなら」「家路」「ノクターン」など
クラシック曲もポピュラー曲もありますが、どちらかといえば後者の方よりかな。

「楽典的知識」というのは、調性についてです。第1巻の始めの方に、「Cのコード」の説明があり、終わりの方には、ト長調、ヘ長調とその主要3和音が出てきます。

このようにして、曲を練習しながら各調とコードネームを順次学ぶ形になっています。

こうした理屈っぽい勉強はちょと・・という方には向かないかもしれませんね。

難易度は少々高め

こちらの教材、初心者向けではありますが、難易度は少々高めかなと思います。

確かに、鍵盤の見方から始まり、拍子の取り方や音符の意味、弾くときの手の形などの説明が一通り終わってから曲へ入るようになっています。

でも、片手練習を2曲ほどしたらすぐに両手で弾くようになります。そして、調性についての説明がどんどん加わっていきます。

きちんと理解して進めていこうと思うと、ピアノ等楽器の経験が少しある方がよいかなと感じます。

上に挙げた『シニア・ピアノ教本』は、この『おとなのためのピアノ教本』の1,2巻辺りを簡単にまとめなおしたものです。

ちょっと難しいんじゃないか・・という声が上がったのかもしれませんね。

詳細記事「【ピアノ導入教材紹介】ブランクの長い方へ『おとなのためのピアノ教本』」

「【ピアノ導入教材比較】『おとなのためのピアノ教本』&『シニア・ピアノ教本』」

こちら↓は第1巻です。

たくさんの中から目的に応じたものを

今は、大人向け教材がたくさん出版されている時代です。子ども向け教材も、選ぶのが本当に大変に感じるほどたくさんありますが、それに負けないほどありますね。

自分がどんな風にピアノを弾いていきたいか、目的意識をしっかり持つことが大事かなと思います。

大人の方は子どもよりずっと音楽経験が豊富ですし、よく思い返してみると、実はやりたいことがはっきりとしているのではないでしょうか。

好きな曲、あこがれの曲1曲からはじめてもいいですし、少し弾けるのなら、教本ではなくて曲集をやってもいいと思います。

初心者向けの曲集もいろいろとあります。

参考記事「【初心者~初級者向け】おすすめのピアノ楽譜まとめ(随時更新)」

今回は、大人向けの教本をご紹介しましたが、子ども向けの物を使ったっていいんです。書き方が子ども向けなだけで行きつくところは同じです。

「こういう練習をしていかなければいけない」ではなく自由に考えて、ぜひ、ピアノを弾くことを楽しんでもらえたら、と思います。

 

 

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