ピアノ教室・音楽療法「音楽室ゆう」のご案内

障碍を持つ子のピアノレッスン 毎週レッスンにこだわらず

発達障害を持つ子のピアノレッスン
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ピアノのレッスンというと、ほぼ毎週決まった曜日、時間に通う、というのが一般的でしょう。

でも、障碍を持つ子の場合、もっと柔軟に考えたほうが良いのでは、と思うことがあります。

 

レッスンコースは3種類

音楽室ゆうでは、レッスンのコースが3つあります。
基本的に毎週レッスンがある「年間45回」のコース。
月2回になる「年間24回」のコース。
そして、毎回次回を予約する「不定期」のコースです。
 
大人の方は、やめられた方も含めて「不定期」が多いです。
子どもたちは、ほとんどが「年間45回」ですが、中には「年間24回」の子もいます。
ほぼ毎週になる「年間45回」のコースは、ピアノのレッスンに行くことが一週間の流れの中に組み込まれるので、続けやすいですよね。
新しく入会される場合に、まずこちらをお勧めしています。
 

障碍を持つ子の中に「年間24回」の方が良いかもと思うことが

ピアノのレッスンって、やっぱりとっても集中が必要なんですよね。
もちろんその子の状態にもよりますが、集中することが難しい場合、毎週毎週は本人がとても辛いのではないかと感じることがあります。
集中しなくちゃいけないのは分かってる。でもできない。というのが「障碍」であるわけなので。
毎週30分というレッスンよりも、むしろ、月2回1時間ずつの方がいいかも、と思います。
1時間という長さがあれば、本人もなかなかピアノに気持ちが向かないのを無理して向かせるという状態から少し脱却し気持ちに余裕が出るのでは。
私の側も、弾かせなきゃと焦る気持ちが少し和らぎ、もっと寄り添ったレッスンができるのではと思ったりします。
 

本人の状態に合わせた形態で

中には、ピアノにとても興味があってすごく弾きたがる時期と全く興味がなくなってしまう時期がある、という子も。
興味関心が持続しない、ムラがあるというか・・。
誰にでもそういうことはある。それが極端に表れてしまう、ということでしょうか。
でも、決して嫌いになったわけではなく、弾きたい気持ちになると、またすごく弾ている。
そういう場合は、「不定期」というレッスン方法もありだな、と思います。
 
子どものピアノのレッスンは、毎週通うのが当たり前、そうあるべき、と考えるのは、特に障碍を持つ子にはピアノを習う門戸を狭めてしまうことになるかもしれません。
実は、「その気になったらいつでも来てください」とお話ししている子が複数います。
うち一人の子は、そもそも正式入会にも至っていませんが(見学に来た頃がちょうど気持ちの離れてしまった時期だった・・)。
もっと柔軟に考える必要があるのではないか、と思います。
 

レッスン内容は吟味が必要

ただ、「不定期」というレッスン形態を選択した場合、どんなレッスンをするのかはかなり深く吟味する必要があると思います。
将来いろいろな曲を弾けるようになるためには、基礎からしっかり身に付けてもらうことが必要です。
コツコツと努力を積み重ね、継続的にレッスンを行っていかなければいけないでしょう。
でも、上に書いたような状態にある子は継続が難しいわけで、レッスン内容を根本から見直さなければいけませんよね。
何を目的とするのかをきちんと見極めて、その目的もその都度その都度変更しながら進めていかなければいけないかな、と思います。
 
それでも、レッスンを受ける意味はあると思います。
上達だけを目的にしない、というか。
これはもう、音楽療法の世界かな、とも思います。
 
ピアノを、というか音楽を演奏することをもっと身近に感じてもらう。
〇〇程度の曲を弾けなければ「ピアノが弾ける」とは言えない、というようなものではなく。
もっと気軽に、ピアノに触れたいと思うような、そこを目指すような。
これは、障碍を持つ子に限らず、どの子に対しても目指したいものですが。
それは決してレッスンの質を落とすということではないはずです。
 
 

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