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初心者向けピアノ楽譜『バイエル併用ポピュラー・ピアノ曲集2』から8曲を弾いてみました

曲集

『バイエル併用ポピュラー・ピアノ曲集』の2巻の曲を弾いてみました。

難易度別に4つに分けられている中から、それぞれ2曲ずつ、計8曲を選びました。

選曲基準は・・・う~ん好みかな。あまりいろいろ考えていません。

アレンジの感じなど、参考にしていただければ・・

楽譜紹介記事『バイエル併用ポピュラー・ピアノ曲集』をこちらで詳しく紹介しています。

『バイエル併用ポピュラー・ピアノ曲集』第2巻の難易度は?

『バイエル併用ポピュラー・ピアノ曲集』は全2巻。

バイエル程度の難易度で、2巻にわたっているということですね

この第2巻の難易度は、

「バイエル70番~終了くらい」

ということです。

バイエルは106番までなので、終わりの方ですね。

後ろへ行くほど多少は難しくはなっていると思いますが、全体的に難易度の差は、それほど大きくはありません。

第1巻の終わりの曲をそれほど苦労なく弾けるのであれば、第2巻も「難しすぎる~」ということなく弾いていけるのではないでしょうか。

〔バイエル70~80番ぐらい〕

この章は全部で8曲です。

次の2曲を弾いてみました。

「愛のよろこび」

1番はじめに載っている曲です。

この曲は、『おとなのためのピアノ曲集〈クラシック編-1〉』の1番最初にも載せられています。

参考記事『おとなのためのピアノ曲集クラシック編1』の楽譜をこちらで詳しく紹介しています。

動画記事『おとなのためのピアノ曲集クラシック編1』の演奏動画はこちらです。

ただ、『おとなのためのピアノ曲集クラシック編1』の方は、冒頭のメロディーのみで正直言って尻切れトンボ状態です。かなり簡単に弾きやすくなっているので。

でもこちらは、続きのメロディーも入っていて、それなりの長さになっています。

これなら自分の楽しみだけではなく、発表会などでもよいのではないでしょうか。

「ロミオとジュリエット」

次は、「ロミオとジュリエット」。この章の1番最後です。

映画「ロミオとジュリエット」のテーマですね。

楽譜には「slowly(ゆっくりと)」とあります。

甘く切ないメロディーを、ゆったりと気持ちを込めて弾きたいですね。

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〔バイエル80~90番ぐらい〕

こちらは全部で9曲あります。

その中から次の2曲にしました。

「さらばジャマイカ」

1曲目は「さらばジャマイカ」。4曲目にあります。

良く知られた曲ですよね。西インド諸島民謡ということです。

NHKの「みんなのうた」でも流れていたようで、私が知っているのはだからかな。

楽譜には「Calypso(リズミカルに)」とあります。

Calypsoって何?と思って調べてみたら・・

カリプソ(Calypso)は、20世紀に始まったカリブ海の音楽のスタイルのひとつである。イギリス領、フランス領のカリブの島々、特にトリニダード・トバゴのカーニバルで発達した音楽のジャンルである。リズムは4分の2拍子。カリブ圏内においては最も波及した音楽の一つであり、レゲエのルーツの一つであるとも言われている。

ウィキペディア「カリプソ(音楽)」より

「カリプソ」のリズムはこちら⇩だそうです。

 ウィキペディア「カリプソ(音楽)」より

こちらの楽譜は4/4拍子で書かれています。

「リズミカルに」と書かれてはいますが、南国の、のんびりゆったりしたイメージで弾いた方が雰囲気が出るんじゃないかな。

「カリプソ」を世界的に知られるものにしたといわれるハリー・べラフォンテによる演奏も、そんな感じかなと思います。

ちなみに、この「バイエル80~90番ぐらい」では、なぜか南国の曲が多いです。

他に、オーストラリア民謡「ワルツィング・マチルダ」や「アロハ・オエ」も入っています。

「風の丘」

2曲目は、ジブリアニメ「魔女の宅急便」の「風の丘」です。

8曲目にあります。

言わずと知れた、久石譲さん作曲ですね。

この曲集には、他に

  • さんぽ(となりのトトロ)
  • 君をのせて(天空の城ラピュタ)
  • 遠い日々(風の谷のナウシカ)

も入っています。

「遠い日々」はこの章。上の2曲は〔バイエル70~80番ぐらい〕にあります。

楽譜には「Moderately(おちついて)」とあります。

慌てず、後半は特に流れるようなイメージを持って弾くといいのではないでしょうか。「風」ですし。

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〔バイエル90~100番ぐらい〕

この章は全部で8曲。次の2曲にしました。

「サウンド・オブ・ミュージック」

はじめは「サウンド・オブ・ミュージック」。4曲目です。

「ドレミの歌」や「エーデルワイス」が有名なミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」のテーマですね。

う~ん・・このアレンジではあの雄大な景色をバックに歌われるイメージが・・ちょっと・・

うまく弾けなかったな~

ちなみに、私が一番好きな「サウンド・オブ・ミュージック」の曲は「すべての山に登れ」です。

あとは「私のお気に入り」かな。

「いつか夢で」

2曲目は「いつか夢で」。ディズニーアニメ「眠れる森の美女」ですね。

この章の最後の曲です。

王子様とダンスするシーンの曲なんですよね。もう少し軽やかに弾けるといいのかな‥と思います。

楽譜には、はじめの部分は「Slowly(ゆっくりと)」。そして、ワルツのリズムに入るところから「Waltz Tempo(ワルツのテンポで)」と書かれています。

もう少し差をつけた方がよかったかも。

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〔バイエル終わりぐらい〕

最後の章に入ります。こちらも全部で8曲。

次の2曲を選びました。

「星に願いを」

まずは「星に願いを」。

曲集には記載がないですが、ディズニーアニメ「ピノキオ」の曲ですね。

4曲目に入っています。

楽譜には、「slowly,with expression(ゆっくりと、きもちをこめて)」とあります。

原曲はゆったりと流れるような演奏です。なので、これではちょっと速いかもしれません。

「ムーン・リバー」

2曲目は「ムーン・リバー」。5曲目にあります。

こちらも記載はないですが、映画「ティファニーで朝食を」のテーマですね。

原曲はとってもゆったりした感じ。楽譜にも「Medium Slow Tempo(ゆったりと)」と書かれています。

以前、別のアレンジのものを弾いたことがありますが、自分が気持ちよく弾こうと思うとすごく速くなって、別の曲か!?という感じになってしまったことがあります。

このアレンジだとゆったりしたイメージが持てます。

悪い意味じゃなく、音が少ないからかな。(以前弾いたものはアルペジオだらけの派手なアレンジだった・・)

原曲も音は少なくシンプルですよね。

音が多いとそれなりに難易度は上がり、派手な感じになる。

でも、必ずしもそれがいいってわけではないですね。

まとめ いろんな曲を楽しんで

第1巻同様、民謡からディズニーやジブリのアニメ、往年の名作映画のテーマ、そして、クラシック曲まで・・様々なジャンルの音楽がまとめられています。

第1巻より少し難しくなり、その分弾きごたえ聴きごたえのあるアレンジになっていると思います。

いろいろと弾いて楽しんでみてはいかがでしょうか。

(公開日:2018年3月16日 最終更新日:2024年1月19日)

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